NNNドキュメント「ひとりじゃない ボクとおばちゃんの5年間」
2016年3月27日(日) 25時25分~25時55分 の放送内容
- リモート録画予約ご利用について
- ビエラおよびディーガをお持ちの方が対象です。
ご利用にあたり、ディモーラの会員登録(無料)や機器設定が必要です。
※ディモーラはパナソニック社が提供するサービスです。 - リモート録画予約をする - ディモーラ (新しいウィンドウが開きます)
- 使い方を詳しく見る
今後このメッセージを表示しない
番組詳細説明(内容)
【見どころ】
家族全員を5年前の津波で失った宮城県石巻市の小学校6年生・けいすけくん。
けいすけくんを引き取り、我が子のように愛情を注ぎ育ててきた子育て未経験の伯母。2人は、ゆっくりと時間を重ねて家族に近づいてきた。年を重ねるごとに少しずつ減っていく会話。成長を喜びながらも、どこかで感じる寂しさ。あれから5年。深い悲しみの中でも、支え合い、前を向いて生きていこうとする家族の姿を追う。
【内容】
宮城県石巻市の小学6年生、辺見佳祐くん(12)は、東日本大震災の津波で自動車整備工場を営む両親と祖母、当時小学4年の姉を失った。震災後、伯母の日野玲子さん(55)に引き取られ一緒に暮らしている。
2人は、佳祐くんが震災前から暮らす石巻市内の家で生活している。2階部分が住まいになっており、何とか津波の被害を免れた。佳祐くんは、思い出が残った家の生活を望んだ。
2014年4月。津波被害で使用不能になった佳祐くんの小学校で改修工事が終わった。
震災時、佳祐くんは校舎に取り残され、一人泣きながら家族の迎えを待っていた。
改修ですっかり姿が変わった校舎。それでも、あの悲しい記憶は刻まれている。
佳祐くんは、その校舎に日々通っている。
2014年10月。佳祐くんは11歳になった。玲子さんと迎えた4回目の誕生日。
佳祐くんは姉の年齢を超えた。身長も姉より高くなり、もうすぐ玲子さんに追いつく。
2015年。佳祐くんの自宅近くを流れる川で堤防が拡張されることになった。
2人は立ち退きを余儀なくされ、代わりに内陸の高台に整備される集団移転用地に
家を建て、引っ越すことになった。
2015年7月。2人は新居に引っ越した。思い出が詰まった家は、近く解体される。
震災は、少年から大切なものを奪い続ける。
大切な家族。生まれ育った街の風景。そして、家族の温もりが残る数少ない場所までも―。
2015年10月。新居で佳祐くんの12歳の誕生日を祝った。新しい生活にはまだ慣れない。これから2人の暮らしはどうなっていくのか。
そして、2016年3月。佳祐くんは小学校を卒業する。
佳祐くんは、未だに震災の記憶を語ることはない。
12歳。震災は、彼の心にどれほど深い傷を残したのか。
そして今、何を思い、どんな未来を描いているのか。
伯母の玲子さんには、子育ての経験がない。手探りで佳祐くんを育ててきた。
震災を機に、自分の人生を佳祐くんに捧げる決断をした背景にある思いとは。
玲子さんの人生も見つめる。
世の中から忘れ去られていく震災の記憶。
一方で、被災した者の悲しい記憶が消えることはない。
震災5年。
悲しい記憶を胸に、それでも未来に向かって歩もうとしている人々の営みを伝えたい。
NNNドキュメントでは、2014年3月にも、当時小学4年だった辺見佳祐くん家族を密着取材し放送しました。
5年前の大津波で家族全員を失った宮城県石巻市の小学6年生の男の子と、その子を引き取り、我が子のように愛情を注ぎ育ててきた子育て未経験の伯母。2人の日々を追った。
出演者
- ナレーター
- 杉山裕子
番組内容
5年前の大津波で家族全員を失った宮城県石巻市の小学6年生の男の子と、その子を引き取り、我が子のように愛情を注ぎ育ててきた子育て未経験の伯母。ゆっくりと時間を重ねて家族に近づいてきた2人。年を重ねるごとに減っていく会話。成長を喜びながらも、どこかで感じる寂しさ。東日本大震災から5年。深い悲しみの中でも、前を向いて生きていこうとする2人の姿を追う。
制作
ミヤギテレビ
その他
- 属性情報?
-
- ジャンル
- ドキュメンタリー/教養 - ドキュメンタリー全般 ニュース/報道 - 特集・ドキュメント