ありがとう、アルピーann(シリーズ)
3/24の放送を聴き直して3回目。
内容はいつも通りのコーナーとアーティストの乱。ほんとに終わるのかな?と半分信じられない気持ちで聴きながら、何度も「最後」と言い聞かせるように口にする平子さんも、もしかしたら同じ気持ちなのかな、と思いました。
私がこの番組を聴き始めたのは一部の時。知名度的にはオールナイトのラインナップにのるレベルではないのに、どうやら面白さで認められて一部昇格したらしい、と聞いて聴いてみたのが始まりでした。
それまで、ラジオって、「そのパーソナリティが元々好きで、その人が話すのを聴きたいから聴くもの」と思っていたから、ラジオでの実力を認められるってどういうことなんだろう、と興味を持ったのだと思います。
最初に聴いた感想は「よく分からない…」笑
どの回だったかは正直忘れたけれど、ほんと、よく分からなかった。笑
だけど、これだけリスナーさんとの生きたやり取りを大事にする、かつラジオドラマのようなストーリーもある、不思議なラジオの形もあるんだな、っていうのが新鮮な驚きだったのと、平子さんと酒井さんの声が心地よくて、もう一回聴いてみよかなーと。
それから何回か聴いてみるうちに、だんだん、なにこれおもしろすぎる、と。2人の世界観を理解してからはどんどんハマっていって、空き時間があればひたすら過去回を聴き返してました。
その頃ちょうど転職した頃で、仕事がなかなかうまくいかなくてずっと気を張ってたんですけど、ラジオを聴いてる時は気持ちが楽になったんですよね。
どんなに気分が沈んでても、ラジオを聴けばアルピーもリスナーも全力で笑わせてくれるから、ラジオ聴いて気持ちを支えてた。
この番組を聴く、というルーティーンに助けられてた。
ラジオだからできること、ラジオでしかできないこと。
ゲスト呼んでおきながら、フリートークほとんどせずに音だけでドラマ作っちゃったり。ゴージャスとかHGさんの回好きすぎる。
もう毎回、どうやったらこの企画思い浮かぶの?って思うような世界観ぶつけてくるし。ルーズベルトゲームってなに 笑
それに真正面から応えていくガチ優秀な職人リスナーさんたち。
乗っかって乗っかってのパターンがうまく呼応すると、なんだかわからないけどたまんない爽快感があって、すごく心地いい。電車の中、歩行中、何度となくにやけてた。オポッサムとかたまんなかった…。
スタッフさんたちとアルピーの2人が全力で投げてくる球をリスナーが打ってみたり、スカしてみたり、投げ返してみたり、そのやり取りを見て楽しんでるたくさんのリスナーがいる。
必ずしもうまく番組がまとまるとも限らないから、たまに糞回生み出したりして 笑
それはとても暖かくて、楽しくて。
深夜の2時間、世界の片隅の小さな空き地に、毎週欠かさずたくさんの家族のみんなが集まってくる、そんな番組だった。
大切な時間は2度も奪われそうになったけど、守ってくれたたくさんの人がいた。今回は本当になくなってしまうけど、きっと、リスナーみんなの中にずっと残っていく番組なんだろうな、と思います。
キマグレンだああああ、からのLIFE流れて泣きそうになって
いつも通りのコーナーに、笑いつつも悲しくなって
肝心のアーティストの乱はまさかの糞回で 笑
出待ちの写真見て、いつもは姿も見えないリスナーさんたちが、確かにそこにいることが嬉しくて(出待ち行きたかった…!)
大事すぎて。伝えきれないなら、文章にするべきなのか迷ったけど、最高の番組があったことを忘れないように、後からでも少しでも聴いて知ってくれる人が増えるように。
僕らはもう、ひとりじゃない。ありがとう!
これからも、何卒!