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【桜井紀雄が見る劇場型半島】
あのナッツ姫の父がパイロットを罵倒「車の運転より楽。犬も笑う」 大韓航空で労使対立が激化
ナッツの出し方に激怒して大韓航空機を引き返させた「ナッツ・リターン」事件を起こした前副社長の父で同社を傘下に置く財閥会長のコメントが物議を醸している。勤務の苦労をつづったパイロットのフェイスブックに「車の運転より楽に飛ぶだけなのに。犬も笑う」と書き込んだことが反発を買ったからだ。根深い労使対立が背景にあるが、この親にしてこの娘ありというべき非常識ぶりに、韓国世論も冷ややかな視線を送っている。
「操縦士は飛ぶか、飛ばないか決めるだけ」
「操縦士は飛ぶか、飛ばないか決めるだけなのに、しんどいだって? 自動車の運転より楽なオートパイロットで飛ぶだけなのに」
今月中旬、飛行前に行うべき業務の多さをつづった大韓航空の副操縦士のフェイスブックに、こう反論を書き込んだのは、同社を中核とする韓国の財閥「韓進(ハンジン)グループ」の趙亮鎬(チョ・ヤンホ)会長だ。
「非常時だけ操縦士が必要。誇張が多い。これじゃあ、犬も笑ってしまう」と続け、こう付け加えた。
「大西洋を無着陸横断したリンドバーグみたいな話をしている。一生懸命、飛行機に乗っている多数の操縦士の名誉を汚さないでほしい」
この書き込みは、瞬く間に世間に知れ渡り、同社操縦士労組は「操縦士の業務も把握できない無能経営者だ」と非難した。
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