今週末にソウルで「日本酒」フェス 反対の声も

【ソウル聯合ニュース】日本各地の地酒を楽しめるイベント「ソウル酒フェスティバル」が26~27日、ソウル市江南区の総合展示場・COEXで開かれる。

 イベントは今回が初開催で、約100の蔵の日本酒計約400種類が楽しめる。韓国で行われる日本酒のイベントとしては過去最大規模となる。韓国に出店している日本食レストランも出店し、来場客に日本食の魅力を発信する予定だ。

 一方、韓国の市民団体メンバーらは25日、ソウルの日本大使館広報文化院前で記者会見を行い、「(放射能の)汚染被害が完全に収束していない地域の米と水でつくった酒の安全性を憂慮せざるを得ない」として、イベントの中止を求めた。これに対し、大使館側は「フェスティバルで提供される全ての日本酒は、放射性物質の検査を含む正規の検疫手続きを経て韓国に輸入されたもの」として、安全性に問題はないと説明した。

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