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 広島県東広島市の山陽自動車道「八本松トンネル」で2人が死亡した多重事故で、自動車運転死傷処罰法違反(過失運転致死)の疑いで逮捕されたトラック運転手皆見成導(みなみなりみち)容疑者(33)=埼玉県越谷市=が広島県警の調べに対し、「日が差してきて眠くなった」と居眠り運転の理由を供述していることが県警への取材で分かった。県警は直近の運行状況などを捜査し、眠気に襲われた原因を調べる。

 県警によると、皆見容疑者は17日午前7時半ごろ、トラックで渋滞の列に突っ込んだとされ、これまでの調べに「事故当時、寝ていました」と供述している。