記事詳細
【香港反中書店失踪】
銅鑼湾書店が閉店へ 香港に一時戻った株主男性「でたらめな書籍は言論の自由と関係ない」中国当局への刺激避け…
その上で、銅鑼湾書店が共産党指導者を批判する書籍を取り扱ってきたことについて「書店としてはやってはいけないことをやってしまった。経営者として大きな責任を感じている」と反省の弁を述べた。「これからはでたらめな書籍を出版したり、販売したりすることはない。でたらめな書籍は言論の自由と関係ない」とも強調した。
銅鑼湾書店は、李氏らが昨年失踪してから営業停止の状態が続いている。倉庫にあった4万冊以上の中国政治と関係する書籍は、すでに破棄されたという。主な出資者の一人である桂敏海氏が中国国内で拘束されており、大株主の李氏も撤退すれば、閉店する公算が大きい。