宇良、来場所の十両昇進が有力
2016年3月26日16時38分 スポーツ報知
◆大相撲春場所14日目(26日・エディオンアリーナ大阪)
大相撲春場所14日目は26日、エディオンアリーナ大坂で行われ、珍手・居反りでおなじみの西幕下2枚目・宇良(23)=木瀬=が学生時代からのライバル、西8枚目・大輝(23)=八角=をすくい投げで破り6勝1敗。十両下位陣が続々と敗れたことから、来場所(5月8日初日、両国国技館)の十両昇進が有力になった。
手の内を知り尽くした相手だけに押し合いになったが、一瞬の判断で右足を取り、左を差したすくい投げで土俵にたたきつけた。「アマ時代から(大輝は)雲の上の存在。自分も力を付けてきたのかな」と笑顔を見せた。十両昇進に関しては「早く上がりたいです。やることはやったので。結果は結果、受け止めるだけです」と話していたが、桜咲くの朗報は届きそうだ。