私、痛み止めの薬である「ロキソニン」を愛用しています。
こちらの記事で書いておりますが、私は痛風持ちなのですね。
はじめて発作が起きて、のた打ち回っているときに、救ってくれたのが「ロキソニン」。
歯医者さんで処方してもらった余りを飲んだところ、痛みを抑えることができたのです。
それからは、痛風の痛みはもちろん、頭痛や風邪気味のときに服用するようになり、(当時はまだOTC医薬品ではなかったので)通院のたびに多めに処方してもらっています。
TVニュースで、その「ロキソニン」に、重大な副作用があるとのアナウンスが!
愛用者である私にとっては、大問題、どういうことかと見ていたら・・・、小腸・大腸の閉塞・狭窄などが追記されたとのことなのです。
「ええ?!そうなの?俺、別に何ともないけど?」と思いながら見ていたら、アナウンサーは、
「ただちに服用をやめる必要がある、というほどの話ではない」
と締めくくっていました。
その程度だったら、別にニュースで取りあげるほどじゃないでしょ、と思ったのですが・・・。
もともと、薬には用法や注意事項が多々ありますが、「ロキソニン」も、1日2回を上限とするとか、胃が気持ち悪くなるなどの「副作用」が、いくつも記されています。
にも関わらず、今回、こうしてTVでも報道されるなど、「大袈裟」な反応となったのは、人体への影響というのは、もちろん、「ロキソニン」自体は歴史のある薬で服用者も多く、また、この追記された「副作用」が、随分と時間が経過した中で見つかったものだから、報道の価値ありと判断されたのだろうと思います。
時間が経って分かってくることってあるんだなぁ、と思い、あの「下町ロケット2 ガウディ計画」に出てきた「医薬品医療機器総合機構」のホームページをチェックしたら、
- 医療用で服用した人患者で、小腸・大腸の狭窄・閉塞関連症例が6例あり、うち、因果関係が否定できない症例が5例(死亡0)
と書いてありました。
わかったような、わからんような内容ですが・・・、とにかく、そういうことだそうです。
私はこれからも「ロキソニン」を愛用します。
それにしても、自分にとっては相性の良い薬が、「副作用」云々を報道されるのは、あまり気持ちの良いものではないですけど、ね。
それでは、また。