なんだかわからないけどモヤモヤする。何があったってわけでもないのに、どうしたらいいのか・・・。
そんな時は、自分と向き合うチャンスです。ちょっと思うことがあったので、気持ちと向き合う方法を文章にしてみました。ゆる絵と一緒にお届けしちゃうよ!(笑)
気持ちは無限に湧いてくる。
何があったってわけでもない、なんだか自分でもわからない。そういう時ってありますよね。
でも、これって当たり前なんです。生きているだけで、ストレスはたまるって言われていますよね。それこそ、熱い、寒い、動いた、息をした・・・なんてレベルで。
ストレスっていうと大げさだけれど、気持ち、と考えれば身近です。生きているだけで、気持ちは泉のように湧いて出てくるものです。
気持ちはどんどんたまる。心のコップの話。
湧いてくる気持ちを外に出さずにいたら、どんどんと自分の中にたまっていきます。
気持ちというのは、記憶よりも厄介。具体的に何があったかは忘れてしまったけど、何か感謝している人や、何か苦手な人がいるように、気持ちを忘れるのは難しい。
「心のコップ」なんて言うと、耳にした人も多いのではないでしょうか?人にはそれぞれの大きさの自分のコップがあって、それで気持ちを受け止めている。
どの気持ちがどれくらいの体積なのかも人それぞれ。ただ、気持ちを外に出さなければ、水位はどんどん上がってきます。
余裕がない=心のコップがあふれそうということ。
落ち着かない、ちょっとしたことで大きく動揺してしまう、イライラしてしまう、カッとなってしまう。なんだかモヤモヤしてしまう・・・、そんな時は心に気持ちをためこみすぎてしまったのかもしれません。
気持ちと向き合うために、まずは名前を付けよう。
余裕がなくて、なんだかモヤモヤする状況。それは自分の中の気持ちが「自分を認めてくれ!」と声をあげて騒いでいる状態です。
自分の中の理性や無意識がおさえこもうとしても、1つ1つの気持ちも、それぞれが自分。この世に存在した、自分はこう思った、ということを認めてほしくてたまらないのです。
だから、まず気持ちに名前をつけましょう。
不安、恐い、焦る、不満、悔しい、悲しい、恨み、妬み 等々
名前をつけることで、その気持ちは認められます。悲しいと認めたくなかった、辛いと認めたら負けな気がした、なんていうときは誰しもあるもの。そういうため込んだ気持ちに焦点を当てていきます。
次に、その気持ちの名前を声に出しましょう。
恐かった、不安だった、苦しかった、悲しかった、妬ましかった 等々
そうすることで、気持ちは安心します。自分自身がそう思ったことを認めたというのもあります。それに、得体のしれない何かよりも、名前がついて理解しているものの方が怖くないですもんね。
この、名づけられる→認められる→安心する→落ち着く…というのが、心のコップをくみ出す流れです。
くみ出す気持ちのじゃじゃ馬度合は、千差万別です。自分がその気持ちをどれだけ無視して熟成させたかにもよるし、どのぐらい大きな気持ちだったかにもよります。
口にだすとダメだなんていわれる気持ちかもしれません。
ネガティブワードだってやつですね。
運気を悪くするから、空気を読めてないから、なんだかよくわかんないけど言っちゃダメって言われるやつです。確かに、ネガティブワードを言い続けたり、まわりに聞かせすぎるのは考え物です。
ネガティブワードっていうのは毒素のようなものだと思います。だから、あたりにまき散らしたり、押し付けるのは良くない・・・そんな風に言われるのも納得です。
でも、ネガティブワード=毒素なら、自分の中にため込んで、発行させることの、なんて恐ろしいことでしょう。(笑)
今ならまだ、「すごく悔しかった―!!」くらいの気持ちが、「あいつがいなければ・・・」とか、「自分なんて何もできないやつだ・・・」なんて根拠のない化物になりかねないと思うんです。
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気持ちというのは自分そのもの。
気持ちというのは、自分そのものです。その時、自分が抱いた感情ですから、自分の分身のようなものなんですね。
だから、(相手が)してくれたことを忘れても、(自分が)抱いた感謝の気持ちは忘れない、なんてことが起きるんだと思います。
心のコップをひっくり返して、気持ちを全部なかったことにする、なんてことはできません。
だって、気持ちは自分そのものですから。自分を捨てる、なんてことはできないのです。
余裕がない、なんだかモヤモヤしてしまう、自分と向き合いたいのにうまくいかない。そういう場合は、ぜひコップの中身を覗き込んで、名前をつけてあげてください。ひとつひとつ名前を呼んであげましょう。
それを繰り返して心のコップが空になると、すごくスッキリ、落ち着きます。 心に余裕ができますし、ちょっとしたことで動じずに済むと思います。