蹴球探訪
フロンターレと陸前高田市
築かれた新たな絆
(3月16日)
【サッカー】ノリノリ岡崎先制弾 均衡破った代表48点目2016年3月25日 紙面から ◇W杯アジア2次予選 日本5−0アフガニスタン
FW岡崎が美技で貴重な先制点を沈めた。代表通算99試合目で通算48点目。50点の大台にあと2点と迫り、「そこに行ってみたい。(以前から)2トップでやってみたいと思っていた。(トップ下を合わせて)3人の距離感が良かった」と手応えを口にした。そして、にやりと笑って付け加えた。 「決めてなければ(監督から)いじられていたかも」 前半43分に均衡を破った。MF清武の縦パスをトラップすると、その反動を利用するように華麗に反転した。次の瞬間、相手の股にボールを通して背後に抜けると、左足を振ってゴール左隅に沈めた。「イメージ通り。ゴールが取れない焦りはなかった」。イングランド・プレミアリーグで奇跡の快進撃を続け、首位を走るレスターのレギュラーはやはり頼もしかった。 「自分の本能でサッカーができるように代表でもなりたい」。ストライカーの嗅覚、技量を最大限に引き出す。2トップはその引き金になった。ターン、股抜き、シュート−。一連の動きは頭よりも先に体が動いた。「きょうは勢いよくできた」。新システムは全てがうまくいったわけではないが、岡崎のストライカーとしての本能を呼び起こすことには成功した。 (占部哲也) PR情報
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