ビシエドの開幕アーチに秘められた助言

　☆…待ちに待った開幕戦。阪神に逆転勝利で飾りました。中日スポーツ内も勝利の瞬間、拍手が沸き起こりました。谷繁監督は「最高の試合でした」と手放しです。打線をけん引したのが新外国人ビシエド。勝利打点となる来日初安打が６回に飛び出し、８回には右へダメ押しの１号。期待の４番がいきなり開花です。夫人の出産で一時帰国していたブランクも吹っ飛ばしてくれました。その好調なバットを導いた先輩のアドバイスがあったと番記者メモに書かれています。敵、味方を超えた良い話です。

　☆…２、３面は５年目に懸ける高橋周の猛打賞と先発の大役を見事に果たした大野で見開きました。高橋周の変身ぶりを立浪さんが語っています。大野に続いた又吉、福谷も完全リリーフで良いスタートを切りました。阪神にやり返すことができ、ほっとした声が２面にあります。

　☆…８０周年の球団史を振り返る新企画「きょうはこんな日」もスタートしました。第１回は６４年前の１９５２年３月２６日の話です。どんなドラマがあったかお楽しみ下さい。