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 和歌山大学の卒業式が25日、和歌山市伝法橋南ノ丁の市民会館であり、大学院なども含めて1126人が新しい門出を迎えた。

 瀧寛和学長は式辞で、約300人が死傷したベルギーでの連続テロに触れ、「世界の人々とともに、テロに負けない世界をつくっていかなくてはなりません。皆さんには色々な変化に備えて、主体的に課題に立ち向かう姿勢を期待します」と述べた。

 式典では日本と卒業生の故郷アルゼンチンのほか、大学の協定校がある米国やグアテマラなど11の国旗を並べた。昨年は日の丸を掲揚していなかった。