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■アカラジェ@サルバドール

 「サルバドールまでやってきて『アカラジェ』を食べなかったら、来なかったのと同じだよ」。大西洋に面したブラジル北東部バイーア州の州都サルバドール。タクシー運転手の一言に胸が高鳴った。

 「アカラジェ」とはこの地域の名物料理。ペースト状にした豆を油で揚げたパンのような食べ物で、その中にエビや唐辛子のソースなどを詰め込んで食べる。主に路上の屋台で売られる庶民の味だ。形は一見ハンバーガーやサンドイッチのようだが、カリッと揚げた焦げ茶色の表面はコロッケのようでもある。

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