アルゼンチン海軍が撃沈した中国漁船
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引用:https://news.hec.su/upload/news/image_1458111621_82703432.jpg


2014年に中国のサンゴ密漁船団が九州や小笠原の海域を荒らしまわったが、今も世界中で暴れています。

アルゼンチンやベトナム、インドネシアの巡視船に体当たりし、密漁船を中国政府の巡視船が守っている。


中国漁船による体当たり攻撃

中国漁船の無法な行為がエスカレートし、各国政府との衝突が相次いでいる。

2016年3月15日、アルゼンチン海軍は違法操業の中国漁船を撃沈したと発表し動画を公開した。

発表では中国漁船は沿岸警備隊の巡視艇に、体当たりしようとしたと説明している。
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乗組員が危険にさらされたため、3月14日に発砲が許可された。

漁船はプエルト・マドリン沖のアルゼンチン領内で違法操業をしていたので、沿岸警備隊が停船命令を出した。

だが停船命令には従わず、巡視艇に衝突しようとしながら、公海上に逃亡しようとしました。


巡視船は警告や威嚇射撃の後で船体に発砲し、漁船は沈没したが、乗組員は全員救助された。

「魯煙遠漁10」と書かれた漁船は山東省の漁業会社に所属しているとみられる。

同じような体当たり事件は2010年に尖閣諸島付近で起きていて、中国漁船が海上保安庁巡視船に体当たりしてきた。


漁船の船長を逮捕したものの、民主党政権はすぐに釈放している。

ベトナムでは頻繁に中国漁船や中国の警備艇に体当たりされたり、銃撃で撃沈されたりしている。

いずれも中国が勝手に占領した海域に「ベトナム船が領海侵犯した」として攻撃をして多数の犠牲者が出ている。



中国を支持したインドネシアへの仕打ち


インドネシアは現政権になって中国支持に転換し、「南シナ海は中国のものだ」などと国際会議で発言している。

だがこれに対する中国のお礼は、インドネシアにとって期待はずれのものになっている。

インドネシアの排他的経済水域(EEZ)で、違法操業していた中国漁船を監視船が拿捕しました。


2016年3月19日にインドネシア領ナトゥナ諸島沖で、トロール漁をしていた中国漁船を発見し、8人を拘束して船を拿捕した。

3月20日未明に中国海警局の監視船が、インドネシアの監視船に体当たりを行い、もう一隻の監視船と共に漁船を奪い取った。

インドネシアの監視船は小型で単独だったため、曳航をやめて逃走したとみられます。


「中国支持」をうちだしたインドネシアにこのような仕打ちをするのは理解出来ないが、中国の理論ではインドネシアは中国の属国になった。

属国が宗主国の船を捕まえるなど有り得ず、南シナ海を中国の領土と認めたのだから、「領海侵犯」しているのはインドネシアの方という事になる。

沖縄の琉球人にも中国支持を打ち出している人達が居るが、中国を支持するという事は、自らの領土と資産を差し出す事に他ならない。


昔、琉球王は明や清に琉球を差し出すのと引き換えに、琉球の統治を認めてもらっていた。

その時点で琉球に自国の領土など存在しないのであり、独立国琉球も存在しない。

中国を支持したチベット、ウイグル、キルギス、満州、南モンゴルなどの国家は全て国家を失っている。

中国を支持するとはこういう事なのです。



マレーシアや日本にも出没

3月24日、今度は100隻以上もの中国漁船が、南シナ海のマレーシア領ルコニア礁付近に侵入しました。

周辺にはマレーシア海軍や警備艇が出動して監視していると、当局が発表しました。

マレーシアは南シナ海問題では中立を装っているが、インドネシアより中国への警戒心を表明してきた。


2014年には沖縄や九州、小笠原諸島周辺に1000隻以上のサンゴ密漁船団が出現して、日本の領海や排他的経済水域を荒らし回った。

安倍首相は「公海上だから問題ない」と容認する姿勢を示し、それどころか台風から密漁船を守るように海上保安庁に指示した。

その結果、中国漁船が荒らした海域では今後数十年サンゴが再生しないほど荒廃したとされている。

中国に対しては理解を示したり、妥協する事が最も危険で、緊張している方が安全なのです。

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