1回、ピンチを招く日本ハム先発の大谷=QVCマリン(撮影・蔵賢斗)【拡大】
(パ・リーグ、ロッテ3-2日本ハム、1回戦、ロッテ1勝、25日、QVC)2年連続2度目の開幕投手を務めた日本ハム・大谷翔平投手(21)は一回に3失点。その後は失点もなく7回5安打9奪三振と粘りの投球を見せたが、敗戦投手となり、黒星スタートとなってしまった。
一回、先頭の岡田に160キロ直球を打たれると、大谷のグラブをはじいて安打に。犠打などで二死三塁とピンチを迎えると、デスパイネに高めに入ったボールを中前へ運ばれ先制適時打を浴びる。続く角中には四球を与えると、続く井上に左翼へ2点二塁打を許し立ち上がりに一気に3点を奪われた。
その後は150キロを超える直球を軸に緩急をつけた投球で、許した安打は2つのみ。7回102球を投げて降板した。
初の大役を務めた昨年の楽天戦(札幌ドーム)では勝利投手となったものの、足がつって六回途中で降板。開幕戦で完投勝利をあげれば、球団ではリーグ優勝した2012年の斎藤以来となるだけにチームは大谷に白星をプレゼントしたかったが、援護できず。八回に2点を挙げたが、及ばなかった。
日本ハム・黒木投手コーチ(大谷に)「(体が)突っ込んでいた。気持ちのはやりですかね」
横尾(七回のプロ初打席で二ゴロ)「結果は出ていないが、ちゃんと準備をして入れた」