大阪大学の藤井英俊教授らは、鉄板同士を溶接より強くつなぐ技術を開発した。鉄板を薄くしても強度を確保できる。造船や原子力発電所、橋梁などの巨大施設の建設コストの削減と、寿命の延長につながるという。企業と共同で、5年以内の実用化を目指す。
開発したのは「摩擦撹拌(かくはん)接合」と呼ぶ技術。2枚の金属板のつなぎ目に回転する硬い棒を押しつけ、つなぎ目に沿って動かす。摩擦熱と圧力によって金属が粘土のよう…
大阪大学の藤井英俊教授らは、鉄板同士を溶接より強くつなぐ技術を開発した。鉄板を薄くしても強度を確保できる。造船や原子力発電所、橋梁などの巨大施設の建設コストの削減と、寿命の延長につながるという。企業と共同で、5年以内の実用化を目指す。
開発したのは「摩擦撹拌(かくはん)接合」と呼ぶ技術。2枚の金属板のつなぎ目に回転する硬い棒を押しつけ、つなぎ目に沿って動かす。摩擦熱と圧力によって金属が粘土のよう…
藤井英俊、大阪大学