こんばんは
今日は大学の卒業式がありました.
人生の節目だというのに,涙が出るわけでもなく,大した感動もなく終わっていく人も数多いことでしょう.
そんな自分をつまらないやつだと切り捨てても仕方ありません.とりあえず流れに乗ってみましょう.
卒業式なのに何の感情も湧かない
「卒業式の看板の前で写真なんか撮っても意味ないだろ」
「お世話になった先輩に群がってもなんも出ないだろ」
「学位なんてただの紙切れだろ」
中学校,高校の卒業式ではそんなことばかり思っていた私.もちろん大学の卒業式でもそうなるのだろうと一種の確信を持っていた.なぜなら大学というところはクラスもなければ担任もいない.その分部活やサークルが盛んだということ否定できませんが.
そして何と言っても私は同じ大学の大学院に行くのだ.研究室も変わらず,もちろん指導教員である教授も変わらない.来週月曜からも変わらず研究室に行かなければならないのだ.
少し前にこんな記事を読みました.
真っ先に自分のことが浮かびました(笑)
このままではいけないと危機感を持つばかりです.
行うことに意味がある
行き着いた結論は,おそらくみんなそれほど感慨深くない.
卒業式の看板の前で写真撮ってる人も,学位もらってしみじみ眺めてる人も,たぶん私みたいに学位を眺めることの意味なんて考えてない.写真を撮ること,学位を眺めることそのこと自体に意味があるのだ.
そうすることで実感がわいてくるのだろうし,友人と大げさなまでに別れの挨拶を繰り返していくうちさみしくなって涙が出てくるのだろうと思う.きっとそんなことをしているうちに自分の中で大学時代の思い出が走馬灯のようによみがえって,彼らの中で感情が溢れ返っているのだ.
感情は後からついてくる
よくやる気は後からついてくるみたいな話を聞く.勉強のやる気がなくてもとりあえず始めることが大切だと.
021 まず行動せよ、やる気は後からついてくる: 学級通信のネタ 365日!!
感情も後からついてくるのではないかというのが今日の結論だ.具体例を述べてみると,
- 恋をしたかったらまず誰かと付き合ってみるのが一番だ.
- 親への感謝の気持ちを持ちたかったらまずプレゼントを送ってみる.
- 疲れていたら自分にご褒美を贈ってみる.
といったところだろうか.まずは行動を起こして自分の感情をだましてみるのが第一歩ですね.
それでは.