正しくはこうだな。
いくら経済的に「破綻しない」とは言ってももう回る余地が無い。
1、まず子持ち女が働く状況について。
当然、残業手当が出ない分もだ。
そんな事をして居れば、どんなに子持ちが申し訳無い等と思っていても実害が出る。
だからと言って社員を増やすと人件費がかさみ会社の運営を圧迫する。
子持ち女は百害有って一理無しである。
2、なぜ子持ち女が0歳から子供を預け、会社に迷惑をかけつつ働くのか?
金が無いからだ。
平均年収がここまで下がった今、夫の稼ぎだけでは生活出来ず嫁も働く事を余儀なくされている。
金が無いから月10万以上掛かる無認可保育園へは入れる事は出来ない。
だが、生活の為に働かざる得ない。
厚生省の統計上正社員フルタイムの共働きの場合でも家事育児を半々で分担している家庭は30%以下。
子持ち女は家事育児仕事を全てやっているのだ、当然だが時間物理的に無い、女が頑張れば良い等と言う次元の話では無い。
そんな状況で、人口維持に必要な子供3人など到底作る事は不可能である。
3、ではなぜそんなに金が無いのか?
日本は中小企業率99%、従業員数で言えば70%が中小企業に勤めている。
日本はもう一定数の金持ち以外が子供を複数人持てる国では無くなったのだ。
ちなみに親と同居というのは東京に来てみれば分かる通り、住居の広さの関係でこれまた金持ち以外不可能である。
遠くに住めば出勤が不可能になり、平均8:30から開店する保育園に子供を預ける時間も無くなる。
地方移民は地方民なら知っている通り、都民がいきなり来ても難しく、女は正社員職が無いことすら有る。
地方民の多くは、早くに結婚し現役世代である親世代から金を出して貰い複数人育てている場合がほとんどのため、高齢結婚が主な都民には向かない。
4、認可保育園について
まず東京は敷地が無い、そして予算が無いので保育士の年収が120万前後、預ける側の女も社会人なので文句が多いため保育士に負担になる。
保育士一人につき0歳児は3人、 1~2 歳児は6人、3歳児は20人、4~5歳児は30人。
もう絶対無理なんだよ。
しかし、家庭には金が無い。
日本はもう回らない。