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名古屋市の高級分譲マンションで耐震に必要な工事行われず

フジテレビ系(FNN) 3月25日(金)12時29分配信

愛知・名古屋市の高級分譲マンションで、耐震に必要な工事が行われていなかったことがわかり、三菱地所などが修繕工事を行っていることがわかった。
問題が見つかったのは、千種区星が丘元町の「フォレスト東山パークハウス」で、「構造スリット」と呼ばれる、地震の揺れを遮断する壁と柱の隙間が、適切に工事されていなかったという。
このマンションは、2003年に完成し、2014年に大規模修繕工事の調査を行った際、およそ550カ所のうち、300カ所近くで、建築図面にあったスリットが全くなかったり、不十分だったことが発覚したという。
管理組合は「(販売会社は)一流ということで信頼して皆さん購入した。僕は個人的に、本当に失望している」と話した。
住民は、手抜き工事だと訴えているが、マンションを販売した三菱地所は、取材に対し、「施工ミスだと考えている。個別に協議中なので、詳細については答えられない」としている。

最終更新:3月25日(金)12時29分

Fuji News Network