北の挑発・テロに「備えを」 朴大統領が境界地域で演説

【議政府聯合ニュース】韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領は25日、北朝鮮との境界地域の一部を管轄とするソウル北方の京畿北部地方警察庁の開庁式で演説し、北朝鮮の核実験やミサイル発射など相次ぐ挑発により住民の緊張と不安感が高まっていることを指摘した上で、「北の挑発とテロから国民を完璧に守るよう、徹底した備えをしなければならない」と強調した。

 また軍事境界線に接する非武装地帯を活用した観光産業やエコを掲げた新成長産業を育成し、この地域の発展を後押しする意向を示した。

 京畿北部地方警察庁には韓国に向けた北朝鮮のビラ散布や砲撃などへの効果的な対応が期待されている。

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