貴志祐介さんのオススメ本を、4作品までまとめてみました。
わたしが初めて読んだのは高校生の頃。大人になれば恐怖心って薄れるものだと思ってたんですけど、貴志祐介さんの著書は含まれないみたいです。(笑)いつ読んでも恐い。
眠れなくなるホラーを読みたい人にもぜひ。
クリムゾンの迷宮
幼き日のわたしには強烈なインパクトを残した今作。わたしが初めて読んだ貴志祐介さんの著書です。(これが初めてって人、多いですよね)
火星を模した土地で始まるサバイバルゲーム。主人公の手元にあるのは、携帯ゲーム機だけ。そのゲーム機には、嘲笑うような表情のネズミのキャラクターが。
ここ、ありがち・・・と思うかもしれませんが、そこは貴志祐介さんの代表作。巧妙にしくまれた伏線で、まさかのラストが待っています。「インシテミル」とか好きな人は大好きだと思う!
がっつりゲームボーイ世代なので、ゲーム機を基に話をすすめていくのもリアルで怖かったんですよね。いま読み返しても、クリムゾンの迷宮は頭が冴える作品です~。
スポンサーリンク
黒い家
保険会社の若瀬が、期せずして子供の首吊り死体の第一発見者になる。
違和感を覚えて独自調査にのりだすのですが、それがまさしく悪夢の始まり~。おどろおどろしい心理描写と、現実味のある恐怖。手が届きそうな身近さが嫌な作品です。(いい意味で)
青の炎
貴志祐介さんの著書の中で、ちょっと異端的な立ち位置の「青の炎」。映画化もされています。
「青の炎」には、ホラーやSF要素がありません。さしずめ青春ミステリー、といった感じ。キャラクターの中には悲しいものが流れていて、ギュッとつかまれるような間隔になります。
この本に出会った時は、貴志祐介さんこんなのも書くんだ~なんて思いました。
十三番目の人格ISOLA
最後に、わたしが貴志祐介さんの著書の中で、一番好きなホラー「十三番目の人格ISOLA」を。映像化されてるなんて知らなかった、見たいけど見れない!(笑)
空想的な設定はありますが、現実味を逸脱しません。とにかく人間描写がエグくて、人の頭のなかが怖くて怖くて仕方がなくなる。ラストは予想の斜め上をいく気持ち悪さです。(いい意味で!)
以上、貴志祐介さんのオススメ本4選でした。
天使の囀りとか、悪の教典もいれるか迷ったんですけど、前者はハマる人は読むしなーとか、悪の教典は映像で見られてるかなーとか、いろいろ考えちゃいました。雀蜂とかもあげたかったけど、思い出したくもなかった。(笑)
そうあれこれ考えてたら、寝れませんでした。カムバック、睡眠時間。
まあ、どうしても寝たくない日は、貴志祐介さんのホラーを読もう!人間不信系の眠れなさでもよければ、湊かなえさんもオススメです。(笑)