九州新幹線長崎ルート 平成34年度暫定開業の方針で一致
新型車両の開発が遅れている九州新幹線長崎ルートについて与党の検討委員会は、25日開かれた会合で新幹線と在来線を乗り継ぐ「リレー方式」を導入し、平成34年度中の暫定開業を目指す方針で一致しました。
九州新幹線長崎ルートは「フリーゲージトレイン」と呼ばれる新型車両の開発の遅れで、当初予定されていた平成34年度に新型車両での全面開業ができない状況になっています。
与党は、この問題について検討委員会を設けて沿線の自治体やJR九州などと調整を進めています。25日の会合は非公開で行われましたが、関係者によりますと、委員会として新幹線と在来線の特急列車を乗り継ぐ「リレー方式」を導入し、平成34年度中の暫定開業を目指す方針で一致したということです。
「リレー方式」の導入にあたって、沿線の自治体が難色を示してきた追加の財政負担については、導入に必要な費用およそ70億円の一部を法律に基づいて沿線の佐賀県と長崎県が負担する一方、佐賀県と長崎県がJR九州から購入することにしている並行在来線の線路の費用負担をなくすことで自治体の負担を軽減するということです。並行在来線の運営について一部で調整が残っているものの、佐賀県と長崎県も、この方針をおおむね了承しているということです。
これにより、九州新幹線長崎ルートは「リレー方式」の導入によって平成34年度中に暫定開業する見通しとなりました。
与党は、この問題について検討委員会を設けて沿線の自治体やJR九州などと調整を進めています。25日の会合は非公開で行われましたが、関係者によりますと、委員会として新幹線と在来線の特急列車を乗り継ぐ「リレー方式」を導入し、平成34年度中の暫定開業を目指す方針で一致したということです。
「リレー方式」の導入にあたって、沿線の自治体が難色を示してきた追加の財政負担については、導入に必要な費用およそ70億円の一部を法律に基づいて沿線の佐賀県と長崎県が負担する一方、佐賀県と長崎県がJR九州から購入することにしている並行在来線の線路の費用負担をなくすことで自治体の負担を軽減するということです。並行在来線の運営について一部で調整が残っているものの、佐賀県と長崎県も、この方針をおおむね了承しているということです。
これにより、九州新幹線長崎ルートは「リレー方式」の導入によって平成34年度中に暫定開業する見通しとなりました。