商業施設 下水道料金24年間不正に免れる
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東京・池袋の商業施設を運営する会社が、下水道の使用水量を少なく見せかけ、平成3年から24年間にわたって、およそ4億円の下水道料金を不正に免れていたとして、東京都は処分としての過料を合わせて6億円余りを請求しました。会社は不正を認め、すでに全額納付しているということです。
下水道料金を不正に免れていたのは、東京・池袋の地下街にある商業施設の運営会社「池袋ショッピングパーク」です。
都によりますと、この会社は、下水道の使用水量を計測する装置を不正に操作して実際より少なく見せかけ、平成3年から去年6月までの24年間にわたって、およそ4億円の下水道料金を免れていました。
この会社では井戸水を利用しているため、料金はポンプの稼働時間で決まりますが、去年6月に匿名のメールが届き、都が調べたところ、計測装置にブレーカーを勝手に付けて、月に2時間だけスイッチを入れ、実際の3%程度の料金しか払っていなかったことが分かったということです。
このため都は、処分としての過料を合わせて6億円余りを会社に対して請求しました。
会社は不正を認め、すでに全額納付しているということです。
これについて「池袋ショッピングパーク」は「再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。
都によりますと、この会社は、下水道の使用水量を計測する装置を不正に操作して実際より少なく見せかけ、平成3年から去年6月までの24年間にわたって、およそ4億円の下水道料金を免れていました。
この会社では井戸水を利用しているため、料金はポンプの稼働時間で決まりますが、去年6月に匿名のメールが届き、都が調べたところ、計測装置にブレーカーを勝手に付けて、月に2時間だけスイッチを入れ、実際の3%程度の料金しか払っていなかったことが分かったということです。
このため都は、処分としての過料を合わせて6億円余りを会社に対して請求しました。
会社は不正を認め、すでに全額納付しているということです。
これについて「池袋ショッピングパーク」は「再発防止に取り組み、信頼回復に努めてまいります」とコメントしています。