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ゆるく生きる

社会のレールから外れた者なりの生き方を模索する

「できれば働きたくない」という気持ちを育む

ニート

私は貧乏だ。ニートのくせに実家を離れて暮らしているからだ。ニートといってもたまにバイトをしている。ならば厳密にはニートではないんじゃないか、と問われるかもしれない。その指摘はごもっともである。

 

しかしながら昨年に注視してニート期間とフリーター期間を比べてみると、ニート期間のほうが僅かに長い。なので便宜上ニートと自称させてもらっている。

 

昨年、私が働いていた期間は5ヶ月間だけだ。年収は90万に到達しないくらいで、親の扶養を外れることはなかった。当時は家賃が3万だったので、他の期間は節制していれば働かずとも過ごせたのだ。根っからの無欲な自分に感謝である。

 

残念ながら私はまだ読めていないのだが、『20代で隠居生活』という本があるようだ。恐らくこの生活は、その人の生活に近いのではないだろうかと勝手に考えている。(と思って少し調べてみたら、その方は尊敬すべきことに自ら健康保険料を払っているらしいので、もう少しきつめの節制をしているのかもしれない。)

 

しかしこういう生活をしているとつくづく「働くって一体何なんだ」と考えてしまう。働かずとも生きていける方法は、無数にとまではいわないが、それなりに存在しているはずだ。稼ぎたい人、お金が欲しい人は思う存分に働けばいい。でも働きたくない人は、なるべく働かずに暮らす方法を模索してみてもいいんじゃないだろうか。

 

私は来週からフルタイムのバイトをすることになったのだが「できれば働きたくない」という気持ちを忘れずに育んでいきたい。とりあえずは今回のニート期間のラスト3日間を精一杯ニートらしくエンジョイしようと思う。

 

20代で隠居 週休5日の快適生活

20代で隠居 週休5日の快適生活

 

 


 

最近、ニートの間は「ブログで稼ぐ」という選択肢が流行っている。けれど、私のように文才がないとかネタが思いつかないとかいった理由で「ブログで稼げる気がしない」と感じている人もいるのではと思い、「たまにバイトをする」という原始的な選択肢を挙げてみた次第である。自分に合った道へ進もう。