新宿に新しい高速バスターミナル 来月4日オープン
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東京の新宿駅周辺に分散している高速バスの乗り場を集約した、発着便数が日本一となる新たなバスターミナルが、来月4日にオープンするのを前に、報道陣に公開されました。
公開されたのは、新宿駅南口にオープンする高速バスターミナル「バスタ新宿」です。
新宿駅周辺は全国各地と結ぶ高速バスが発着する拠点となっていますが、主な乗り場だけでも19か所に分散し、駅から離れている場所もあることなどから、「不便だ」と指摘されています。
このため、国土交通省はバス乗り場を1か所に集約しようと、およそ700億円をかけて新宿駅に直結する新たな高速バスターミナルを作り、来月4日のオープンを前に、25日、報道陣に公開しました。
施設は4階建てで、このうち4階部分の9900平方メートルの敷地は高速バスの乗り降りに使われ、1日およそ1600便が発着する、日本一便数が多い高速バスターミナルになります。
このターミナルでは合わせて118のバス事業者が青森県から福岡県まで39都府県を結ぶ高速バスを運行する予定で、羽田空港や成田空港とを結ぶリムジンバスも発着することになっています。
また、建物の3階はタクシーの乗車場所になっていて、これまで新宿駅前の国道に設けられていたタクシー乗り場が移されることで、道路混雑の緩和が期待できるということです。
同じ3階には、東京都内や全国の観光に関する情報を英語や中国語などで提供する観光情報センターも設けられ、海外から訪れた観光客が旅の拠点としても活用できるということです。
また、それぞれのフロアとJR新宿駅南口に新たに作られた改札口は、エスカレーターで移動することができるようにもなっています。
国土交通省東京国道事務所の鹿島秀昭事業対策官は、「新しいバスターミナルは東京と東北や九州をつなぐネットワークの結節点になり、高速バスの利用者の利便性がさらに高まる」と話しています。
新宿駅周辺は全国各地と結ぶ高速バスが発着する拠点となっていますが、主な乗り場だけでも19か所に分散し、駅から離れている場所もあることなどから、「不便だ」と指摘されています。
このため、国土交通省はバス乗り場を1か所に集約しようと、およそ700億円をかけて新宿駅に直結する新たな高速バスターミナルを作り、来月4日のオープンを前に、25日、報道陣に公開しました。
施設は4階建てで、このうち4階部分の9900平方メートルの敷地は高速バスの乗り降りに使われ、1日およそ1600便が発着する、日本一便数が多い高速バスターミナルになります。
このターミナルでは合わせて118のバス事業者が青森県から福岡県まで39都府県を結ぶ高速バスを運行する予定で、羽田空港や成田空港とを結ぶリムジンバスも発着することになっています。
また、建物の3階はタクシーの乗車場所になっていて、これまで新宿駅前の国道に設けられていたタクシー乗り場が移されることで、道路混雑の緩和が期待できるということです。
同じ3階には、東京都内や全国の観光に関する情報を英語や中国語などで提供する観光情報センターも設けられ、海外から訪れた観光客が旅の拠点としても活用できるということです。
また、それぞれのフロアとJR新宿駅南口に新たに作られた改札口は、エスカレーターで移動することができるようにもなっています。
国土交通省東京国道事務所の鹿島秀昭事業対策官は、「新しいバスターミナルは東京と東北や九州をつなぐネットワークの結節点になり、高速バスの利用者の利便性がさらに高まる」と話しています。
複合施設はきょう開業
新宿駅と直結する新たな高速バスターミナルは、10年をかけて整備が進められ、完成とともに新宿駅南口の風景は大きく変わりました。
25日は、JR東日本が高速バスターミナルの隣の敷地に整備を進めてきた、32階建ての複合施設「JR新宿ミライナタワー」が開業しました。
1階から4階はおよそ50の衣料品店や雑貨店などが入る商業施設で、午前11時のオープンとともに大勢の買い物客が訪れていました。
また、敷地内にはおよそ2000平方メートルの広場も作られ、さまざまイベントが開かれるほか、線路の真上から行き交う電車を眺めることができるようになっています。
25日は、JR東日本が高速バスターミナルの隣の敷地に整備を進めてきた、32階建ての複合施設「JR新宿ミライナタワー」が開業しました。
1階から4階はおよそ50の衣料品店や雑貨店などが入る商業施設で、午前11時のオープンとともに大勢の買い物客が訪れていました。
また、敷地内にはおよそ2000平方メートルの広場も作られ、さまざまイベントが開かれるほか、線路の真上から行き交う電車を眺めることができるようになっています。