ベルギー連続テロ 日本企業にも影響広がる

ベルギー連続テロ 日本企業にも影響広がる
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連続テロ事件で、日本企業の間では、ベルギーへの出張の見合わせや現地での営業活動の自粛など影響が広がっています。
外務省がまとめた海外在留邦人数調査統計によりますと、ベルギーに進出している日系企業は、おととし10月現在で228社に上っています。
多くの企業では、今のところ従業員などに被害の報告はないということです。
進出企業のうち、ブリュッセルにヨーロッパ本部を置く「トヨタ自動車」をはじめ、「日産自動車」や「ホンダ」、「三井住友銀行」、それに「三菱電機」などは、ベルギー国内への渡航を取りやめるよう指示しています。
また、「東京海上日動火災」が23日、ブリュッセルの駐在員事務所の社員を在宅勤務とするほか、「みずほ銀行」も、ブリュッセルにある支店は営業するものの、取引先への訪問を自粛するとしています。