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アメリカ大統領選挙に向けた候補者選びは、日本時間の２３日午前から３つの州で予備選挙の開票や党員集会が行われます。共和党では、トランプ氏が指名獲得に必要な過半数の代議員の確保に近づけるか注目されます。

ことし１１月のアメリカ大統領選挙に向けた候補者選びは、日本時間の２３日午前から、３つの州で予備選挙の開票や党員集会が行われます。このうち、西部アリゾナ州で行われている共和党の予備選挙では、勝利した候補者がすべての代議員を獲得する方式が採用されます。一方、ユタ州では、前回の大統領選挙に共和党から立候補したロムニー氏が、トランプ氏の指名獲得を阻止しようと、クルーズ上院議員への投票を呼びかけるなど、党主流派とトランプ氏との駆け引きが活発化しています。トランプ氏が指名獲得に必要な過半数の代議員の確保に近づけるのか注目されます。
また、民主党では、クリントン前国務長官が指名獲得に向けてリードを広げるのか、それともサンダース上院議員が食い下がるのかに関心が集まっています。各州の結果は日本時間の２３日午後にかけて判明する見通しです。