ファーストレーン 成田と関空で今月30日から

ファーストレーン 成田と関空で今月30日から
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国際会議の参加者や重要なビジネス客の入国手続きを優先して行う「ファーストレーン」の運用が国内では初めて、成田空港と関西空港で今月30日から始まることになりました。
入国審査場の「ファーストレーン」は国際会議の参加者や重要なビジネス客などを対象に、手続きの時間を短くするため一般の乗客と区別して優先して行う施設で、海外の主な空港では設置が広がっています。
国土交通省は国内では初めてとなる入国審査場のファーストレーンを成田空港と関西空港に設置し、今月30日から運用が始まることになりました。成田空港には8つのレーンを設け、対象となるのは1便当たり5人まで、関西空港には4つのレーンを設け、ファーストクラスとビジネスクラスの乗客が対象になります。
日本を訪れる外国人旅行者の急増に伴って入国審査に数十分の待ち時間がかかることもあるということで、国土交通省ではファーストレーンの導入で利便性を改善したいとしています。
また、2つの空港の状況を見ながら、羽田空港などほかの空港でもファーストレーンの設置を検討することにしています。