「世間」だ。
世間教の考えはこうだ。
・「世論の流れ」に従う事が求められる
・「世論の流れ」に従うものは救われる
・「世間」に逆らうものは、フルボッコ
→生きていけなくなるほどズタボロにされる
世間とは多数派の思想である。
なので、日本人の行動は、時代によってまるで大きく変わる。
そして、宗教には逆らえず、失敗しないとそれに気がつかない。
そして、2100年には、おばあちゃんが孫に向かって、
こんな絵本を読んでいる。
「おばあちゃんが小さいころはね、極東に小さい島国があったのよ。
核爆弾を2発も落とされたのに、凄い団結力で、
ニホンジンはね、方向性が正しい時はどの国も対抗できないような、
どんどん、どんどんあらぬ方向へ走りだして行ったの。
そうなったらね、舵を戻すことは誰にもできないの。
1年のうちに来てしまったの。
その後にモンジュが爆発し、国に人が住めなくなった。
起こらなくても、もう変わらなかったかもしれない。
数々の放射能施設が国中にばら撒かれ、その島は「無くなった」の。
ちょうどこの時期になると思い出すわ。
「サクラ」という木がニホン中に咲いて、それはそれはもう
そして、儚かったの。」