我が家の息子1歳3カ月。職業は怪獣業。
10か月であんよをし始め、今や一日1回はお外を散歩しないと気が済まないくらい、歩く(走る)ことが好きになりました。
外をお散歩すると、道路の植栽を手当たり次第わっしゃわっしゃし、
落ちている石を片っ端から拾い、
犬とすれ違うたびに指差しして駆け寄ろうとし(!)、
車が通るたびに指差しして駆け寄ろうとし(!!)、
鳩を見かけたらとりあえず追いかけ(!!!)、
マンホールを見つけるとしゃがみ込まないと気が済まず、
10メートル歩くのにいったい何分かける気なんだとため息が止まらないくらい、あっちふらふら、こっちふらふら、と真っ直ぐ進みません。
で、やっと10メートル進んだかと思うと一気に来た道を戻ろうすることもしばしば。
あまりの自由気ままっぷりに、すれ違う人たちはみんな苦笑いです。散歩に付き合ってる我々はもうクタクタになります。
そんな危なっかしい息子なので、パパママは手をつなごうとするんですが、ことごとく拒否をされ、思うがままに動きたがります。
彼にはまだ手をつないで歩く安心感が分からないらしい。
手をつないでくれないので、しょうがなく横にピッタリくっついて歩くか、ちょっと後方に下がって目を離さず歩くかのどちらかです。
でも、
きっともうちょっとしたら手をつないで歩いてくれるようになるだろうし、
きっとあっという間にパパとママの手を引っ張るようになって、
そしてあっという間にパパとママを置いて、遥か向こうへと走ってしまうんだろうなぁと思います。
寄り道ばかりでパパとママを困らせる息子の背中を見ていると、ちょっとばかりセンチメンタルな気持ちになります。
大きく羽ばたいてほしいし、自分で歩けるよう成長してほしいですが、もうちょっとだけこんなヨチヨチな息子を心配していたい気もあります。
親って結構強欲な生き物だなぁとつくづく思います。
子どもの健やかな成長を祈るくせに、同時にこのまま時間が進まなければいいのに、とも思う。ずっと可愛い赤ちゃんのままでいてほしい。
あぁそうか、みんなこうやって2人目3人目を欲しがるんだろうな ←