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維新の衆院支部長に橋下・松井氏が就任へ 都構想めぐり公明と対決姿勢

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維新の衆院支部長に橋下・松井氏が就任へ 都構想めぐり公明と対決姿勢

 次期衆院選をめぐり、日本維新の会の衆院大阪3区支部長に共同代表の橋下徹大阪市長が、同16区支部長に幹事長の松井一郎大阪府知事が就任することが29日、分かった。松井氏が同日、大阪市内で記者団に明らかにした。3区は公明党の佐藤茂樹・府本部代表、16区は北側一雄・党副代表の選挙区。2人の国政進出の可能性を示唆することで、大阪都構想をめぐって対立する公明を牽(けん)制(せい)する構えだ。

 28日の維新の会合で、橋下氏が所属議員らに説明した。維新は平成24年の衆院選で、都構想への協力を条件に、大阪では4選挙区で独自候補擁立を見送り、佐藤、北側両氏のほか、国重徹氏(5区)、伊佐進一氏(6区)が当選した。

 松井氏は「橋下市長とともに大阪の体制改革をやり遂げる。5区と6区も代表、幹事長で預かる」と述べるなど、対決姿勢を鮮明にした。

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