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王人 作者:神田哲也(鉄骨)
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登場人物紹介(ネタバレあり)

登場人物紹介です。随時更新する予定ですが、忘れてたら言ってください。
あとこのキャラの記述間違ってるとか、おかしい場所があればビシバシ指摘をお願いしますm(_ _)m
あと、ネタバレが含まれていますので初めての方は読み飛ばし推奨です。
登場人物紹介


 ○アラン・ファー・レイナル
  本作の主人公。
  前世では神様の愛ゆえの試練の為、苦難の人生だった。そして彼の人生は、かつて義父だった男に電車のホームから突き落とされ終わることに。人生の難易度をあげてしまったことを神様に憐れまれて、力を与えられて異世界に転生した。

  黒髪、黒目、瞳には金の筋が入っており、容姿は整っている。
  神様に与えられた能力は他人の強化能力。
  対象と接触することで能力を発動することができる。


 ○ヤン・ファー・レイナル
  主人公の父親。
  赤火の英雄とは彼のことである。
  戦争では多くの逸話を残した。
  アランの能力によって身体的能力、技が著しく向上した為、国で一番の実力の持ち主となる。
  戦争での活躍で子爵の爵位を叙勲した。
  楽観的な性格で、物事をあまり深く考えたりはしない。
  マリアに一目ぼれし、とある湖のほとりで愛を誓い合った。

  赤人。髪は赤く、天パが入っている。日に焼けた肌でワイルドな風貌。
  強化術を極めたといっても過言ではない程の技量。戦場での状況判断は群を抜く。


 ○マリア・ファー・レイナル
  主人公の母親。
  あらゆる術を会得している。特に結界術のスペシャリスト。
  ダオスタの城の結界術を構築したのは彼女である。
  昔は超絶な味覚音痴だったが、アランの能力によってそれを克服した。
  基本的におっとりとした性格だが、怒ると怖い。
  ダオスタの生まれではない、西の国の出身。

  黒髪ロングな艶めかしい美女。黄人。
  戦闘に参加する際は得意の結界術で相手を圧死させる。


 ○フィアス・ファー・レイナル
  主人公の妹。
  主人公との歳の差は3歳。
  好きなものは甘いもの。
  あまり物怖じしない性格だが、思慮に欠ける所がある。
  父親譲りの赤髪だが、本人は実は黒髪に憧れている。
  風と火の術が得意。赤人。


 ○ミミア・ファー・レイナル
  ミミラトル神の封じられていた器に宿っていた魂の欠片がアランの力で一人前の魂になった。
  自分に命をくれたアランをお父さんと呼び、育ててくれたミミラトル神を母と慕う。
  口や体を動かすのに慣れていないせいか言動がぎこちなく、感情も表に出すことが難しい。
  髪も肌も真っ白。たまにミミラトル神に体を貸すことがある。


 ○ラス
  アランが5歳のときに助けた狼であり魔獣。
  当時は真っ黒だった毛並みも大人になるにつれて白くなっていった。
  全長が10メートルにもなり、レイナル領の森の主と呼ばれることに。
  知能が高く、人の言葉を理解する。が、喋ることはできない。
  風と結界の術に長け、空を飛ぶことも可能。


 ○イツパ・パロ・ミミラトル(ミミ様)
  レイナル領とその周辺を管理統括する土地神様。
  レイナル城の地下に2000年間封印されていたが、アランの力により封印を破り、自由になることができた。
  以後アランの導き役としてアランを指導する。
  アランが成人してからはミミアの体を借りて降臨。アランに助言を与える。
  肉体のない状態のミミ様の身長は2メートルを超す。


 ○ヴィルホ
  レイナル領軍の将軍。元傭兵。
  ヤンに勧誘されてレイナル領へ移住することになった。
  その体躯の大きさと部下に対する厳しい姿勢から鬼将軍と呼ばれている。
  だがその人情溢れる人柄に多くの人に親しまれている。


 ○ジュリオ
  レイナル家の執事。
  妻のミランダと共にレイナル家で働いている。
  元は商人だったが戦争中にヤンに助けられた。命の恩を感じ、レイナル家の門を叩いた。そして執事に。
  有言実行。利に聡く、主の言ったことは聞き逃さない。
  レイナル領の使用人になった際、商人としての地位は長男に譲った。
  子供は他に長女、次女がいる。皆既に結婚してダオスタで暮らしている。


 ○ミランダ
  使用人の一人。
  夫のジュリオと共にレイナル家で働いている。


 ○マチルダ
  ダオスタでのレイナル家の使用人の一人。
  洗濯などを担当。


 ○ジョルジェット・カッティーニ
  ヤンの親友であり近衛騎士団団長。侯爵の爵位を持っている。
  妻は戦争の際、疫病にて亡くなった。
  かつての戦争の際にアランの母親であるマリアに出会い、淡い恋心を抱いている。
  目下の悩みは、娘が普通の令嬢とは違って勇ましく剣の鍛錬をしていること。


 ○フランチェスカ・カッティーニ
  ジョルジェットの娘。侯爵令嬢。
  アランの3歳上。
  アランが5歳のとき、二人は別れ離れに。
  いつかレイナル領に行くために剣の腕を磨いているが、ケイシールのパーティの際にそれを披露したためにたくさんの信奉者を作ることになった。


 ○オデット
  カッティーニ侯爵家のメイド長。
  古株の彼女はフランチェスカが生まれた時から彼女の世話をしている。


 ○グレタ・ケイシール
  初めてのパーティのときにフランに助けられ、フランに心酔する小柄な貴族の娘。
  フランのことになると周りが見えなくなることも。


 ○ヒルボリ・ヤーデルード
  由緒あるヤーデルード家の跡取り息子。
  新興の貴族を見下す傾向があり、そのせいで公衆の面前でフランチェスカに勝負を仕掛けて恥をかくことになった。


 ○ダーナ
  猫人の女性。
  「な」の発音ができず「ニャ」となってしまう。
  レイナル領の村出身。スラリとしたきつめの美人。でもどこか抜けている。
  だがその身の軽さと素早さで相手を翻弄する彼女の動きについていけるものはそうそういない。
  セアドとは喧嘩ばかりだったが、後に心を通い合わせることに。


 ○セアド
  ダオスタの兵士だった青年。
  ヤンに憧れてレイナル領へ。
  陽気な白人男性。長身で鍛えられた肉体が武器。ヴィルホ将軍には敵わないものの、ダーナと並んでレイナル領軍筆頭の実力者である。
  ダーナとは喧嘩ばかりだったが、いつの間にか気になる存在となっていった。


 ○ニコラ・コラーテ
  アラン達の住むレイナル城の初代城主。
  法術研究家として、現在の様々な法術の基礎を築いた天才。
  レイナル城には彼のあらゆる術(仕掛け)が施されている。
  ミミラトル神を肉の器に封印した張本人であり大罪人。


 ○アルティリエ(ティーリ)
  アランが10歳のときに出会った樹霊族エルフの女性。
  金髪長身の美人エルフ。
  弓と精霊術を扱い、ラスの言葉を理解することができる。


 ○サルベ
  コボルト族の樹東の森の村の村長。
  アランが10歳のとき、ラスに捕まったのをきっかけにアランと出会う。
  見た目は子供のようだが、実は双子の子供を持つお父さん。
  年齢は当時30歳。
  二つ以上のことを同時に行うことが苦手。


 ○コッカス(コー)
  樹東の森の村、コボルト族の子供。
  好奇心旺盛で向う見ずな性格な為トリスをいつも困らせている。


 ○トリス(トー)
  樹東の森の村、ホビット族の子供。
  しっかりした性格だが、いつもコッカスに振り回されている。


 ○クルフル・カガ・エエカリアリス(アリス様)
  花の女神であり精霊樹カァシュの伴侶。
  とても華やかでゴージャスな外見をしている。
  口調は「~ですわ」


 ○タマラ
  猫人の家事特化要員。
  イメージは三毛猫。
  グイLOVE。


 ○グイ
  死にかけのゴブリンが小鬼族に変態した幼女。
  元気いっぱい。その実力はアランを凌駕してヴィルホに匹敵するほど。


 ○オルボーン(男)
  樹霊族では珍しい屈強な肉体をもった男。背の強弓は彼にしか引けない。
  彼が何故肉を食べ、肉体を鍛えることになったのか。それはある人間の女性と出会ったことがきっかけだった。


 ○ソルスキアル(男)
  人をくったような言動をする樹霊族の男。
  いつも何かを企んでいて不気味な人と見られることが多々あるが、別に悪人というわけではない。


 ○フィンニステリア(女)
  慎重派な樹霊族の女性。
  イメージは敏腕社長秘書。スーツと眼鏡が似合いそう。


 ○ホーイドンク(男)
  せっかちな性格の樹霊族の男性。


 ○ステファネスク(男)
  気弱で線の細い臆病な樹霊族の男。背は他と変わらないものの、肉の少なさと態度で他者より小さく見えることが多い。


 ○グティエレス(女)
  他の樹霊族に比べて頭2つくらい小柄な女性。気が強く、他人との調子を合わせるのが苦手。
  樹霊族にしては珍しく、火の精霊術が最も得意である。


 ○タイユフェール(女)
  リンゼインの母。夫とは別居。性格は穏やか。
  樹霊族は完全な個人主義の為、たとえ子を成した相手であっても共に生活をすることはない。
  植物を操作する精霊術が得意。


 ○リンゼイン(男)
  タイユフェールの息子。母に似て穏やかな性格。
  タイユフェールに比べれば未熟だが、母と同じで植物を操作する精霊術が得意。


 ○カルラ
  元盗賊の女性。
  雪の森の中でラスに命を助けられた。
  サバサバとした性格の色気のある姉さん。
  ラスと別れた後は樹東の村で生活していた。


 ○ターブ
  妖精族。性別は男性。
  思ったことをすぐに口に出すので相手の不興を買うことがある。
  幻術のと結界術を得意とする。


 ○デボン
  樹西の村出身の牛人。
  世話好きで愛情の深いおばちゃん。
  ふくよかな体型をしている。
  夫は豚人。子供は三人。


 ○ルプス
  樹西の村出身の狼人。
  骨の獣の侵攻により、左腕を失った。
  瀕死のところをアランに救われ、アランのことを主と決めた。
  戦闘スタイルは無手。
  その実力はグイと同等。ヴィルホにも匹敵する。


 ○ネッド
  若手の商人。
  ジュリオの息子であり、かつて商人だった父から商売を引き継いだ。
  ダオスタ王都とレイナル領を定期的に行き来し、商品を流通させている。
  丁寧な口調で、穏やかな性格ではあるが、商売人としてやり手であり、時に厳しい面を見せることも。
  子供は一人。一児のパパである。


 ○ホンザ
  レイナル軍に所属する兵士。もとはヴィルホ率いる傭兵団に所属していた。
  頭に頭髪はなく、体格もいい。その場に立っているだけで普通の人は怖くて近寄れないような外見をしている。
  しかし性格は朗らかで、誰に対しても分け隔てなく接することから、その人望は厚い。
  剣を扱うことに長けており、その実力はレイナル軍の中でも比較的上位に位置している。
  最近の悩みは、嫁さんが欲しい、とのこと。
  しかし外見で女性に怖がられてしまうので、本人は半ばあきらめ気味である。


 ○レコ
  若い冒険者。
  赤髪のさわやか青年。十八歳。
  小さな村の出身で、幼いころから冒険者に憧れていた。
  アランと出会ったことで、その運命を大きく変えることに。


 ○レヴィ
  冒険者。レコの弟。十三歳。
  まだまだ少年といった頼りない外見をしているが、まだまだ成長途中。
  アランの本が好き。


 ○ギネ
  レコ達のパーティの紅一点。そばかすの似合う茶髪の十六歳の少女。
  自身も法術士であり、平民から実力で成り上がったマリアに憧れを抱いている。
  そばかすは結構気にしている。


 ○ラウリ
  十八歳の少年。体格が良く、よく食べていそうな印象。
  レコ達の村では同年代の中で一番の力持ちだった。
  敬語は苦手だが、現在頑張って覚えようとしている。


 ○モリー
  ネッドさんの奥さん。
  スマートでお洒落。頭も良く、夫であるネッドの仕事を手伝ってもいる。
  都会の綺麗な奥さんといった印象の女性。


 ○ルイス
  ネッドさんの息子。ジュリオ、ミランダの孫である。
  突然現れたグイとターブとも、すぐに仲良くなった。
  社交性の高さは、さすがネッドとモリーの息子である。


 ○ラヴロス
  針石竜子傭兵団の団長。
  彼自身はどちらかというと経営者であり、広告塔のような存在で、荒事に直接かかわることは無い。
  ただし、彼の統率力と経営力は一定の評価を得ており、護衛任務ならば針石竜子傭兵団と認知されつつある。


 ○ガーラント
  アランの一回戦目の相手。前回三位の実力の持ち主である。
  盾と剣でオーソドックスな戦いかたをする戦士。
  目立ちたがり屋なのか、その身に纏っている甲冑はどれも派手で奇抜なものである。


 ○コノリ
  剣闘大会でのアラン専属スタッフ。一般からの公募で採用された。
  おっちょこちょいだが真面目。
  はやとちりで失敗も多いが、それもまた彼女の魅力と映ってしまう。


 ○イライザ・トワイエント
  子爵令嬢で、大会スタッフの一人。元々はガーラントの専属だったが、彼が負けたことによりアランに乗り換えることに。
  性格はきつく攻撃的な面が目立つ。しかし彼女が実は心優しい少女だということは、すぐに気付くことになるだろう。


 ○ロアン
  前回大会の優勝者。独特の構えの戦闘スタイルで、素早い動きと鋭い剣筋が特徴。ナルシストで驕り高ぶっている。
  グラに破れ、一回戦敗退。


 ○テスタム
  前回大会の準優勝者。
  屈強な肉体を持つ戦士。大剣を振り回すその姿から、人は彼のことを「剛剣のテスタム」と呼ぶ。
  アランとの試合で突如としてその姿を変異させてしまう。

 ○カトカ
  コノリの母親。
  長く病気を患っており、外出もできないような状態だった。
  娘に負担をかけていることを心苦しく思っている。
  神光教会の敬虔な教徒でもある。

 ○ルチア
  幼い獣人の奴隷。
  ダオスタの路地裏でアランが保護した。

 ○ムーダン
  奴隷解放運動のリーダー。
  頭に頭巾をかぶっており、何の獣人なのかは定かではない。

 ○リーゼリア・ヒラソル
  藍華騎士団に所属する侯爵令嬢。
  明るく、場を賑やかにする性格で、体を動かすのが大好きな少女。

 ○ミモザ・エルブダムール
  藍華騎士団に所属する侯爵令嬢。
  その外見から、「いつも眠たそう」という、不本意な評価を受けることがしばしば。
  マイペースな少女。

 ○ベルナルディーナ・ベルドザルム
  藍華騎士団に所属する侯爵令嬢。
  ゴージャスな外見の令嬢。背も高い。
  自らの領にオーガが出現したと聞き、救援に向かうことに。
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