1. 「頭がいい人の7つの特徴」 世界の一流経営者が証明した、「賢いは作れる」という新事実

「頭がいい人の7つの特徴」 世界の一流経営者が証明した、「賢いは作れる」という新事実

by KMo Foto
 恐らく多くの人が、「何十年かけてもこの人には敵わない」と思うような“頭がいい人”に出会ったことがあるはずだ。「どうにかして頭がいい人になりたいが、地頭の違いだ」と思って諦めてしまうのが、大半ではないだろうか。

 しかし、諦めるのはまだ早い。頭がいい人になるにはその特徴を覚え、要点をおさえた方法を実践すればいいだけ。つまり、CMでお馴染みの「可愛いは作れる」と同様に「賢いは作れる」ということなのだ。

 今回は誰もが一度は知りたいと願ったであろう、「頭がいい人の7つの特徴」と世界の一流経営者が実践した「頭がいい人になるための4つの方法」をご紹介する。

頭がいい人の7つの特徴

by poolski
  まず「頭がいい人」の7つの特徴をご紹介しよう。あなたも周囲にいる頭がいい人を思い浮かべながら、その特徴と照らし合わせてみてほしい。

頭がいい人の特徴① 「好奇心が強い」

 頭がいい人は「好奇心旺盛」という特徴を持っている。例えば、街中に新しいお店があれば「何あれ? 面白そう!」と実際に店に入ってみたり、見たことがない看板があれば「あれは何であのデザインなのだろう」と思考を働かせたりする。このように、頭がいい人とは周囲にアンテナを張り巡らせている人なのだ。

頭がいい人の特徴② 「分かりやすい言葉で伝える」

 頭がいい人は、常に相手にとって理解しやすい言葉を使う。決して知識をひけらすような難解な言葉は使用しない。例えば、『五体不満足』の作者である乙武洋匡氏やジャーナリストの池上彰氏の話し方に注目すると分かりやすい。彼らは、どんな難しいテーマであっても誰もが理解できるように説明してくれている。難しい内容を簡単な言葉に置き換えて話すことができるのは、まさに頭がいい人の特徴だ。

頭がいい人の特徴③ 「情報を鵜呑みにしない」

 頭がいい人は世の中に出回っている情報を常に疑っている。テレビや新聞、ニュースアプリから発信されている情報、さらには人が話した情報にまで、頭がいい人は客観的に聞いているのだ。現代においては、ソーシャルメディアの普及によって誰もが手軽に情報を発信できるようになった。ネット上では玉石混淆の情報で溢れており、自身でどの情報が正しいのか精査する必要があるだろう。

頭がいい人の特徴④ 「数字に強い」

 頭がいい人は、文系理系問わずに数字に強い。例えば経営者を考えてみてほしい。文系出身であろうとも、会社の利益や売上、客数などを日常的に計算しているだろう。数字に強いというのは、因数分解が得意ということではなく、世の中の状況を全て数字に置き換えて考えられることを指す。

頭がいい人の特徴⑤ 「幅広い膨大な知識のデータがある」

 頭がいい人は人並み以上の知識量を備えている。何もこの知識は小中高で培ってきた教科書の中にある知識だけを指しているのではない。私たちが普段生きていく上で必要となる知識や趣味的な知識、流行の知識など広義的な意味での知識を意味している。そしてこの幅広い知識は会話の引き出しと結びついており、知識が多い人は相手が会話して飽きないような話題ふりができるともいえる。

頭がいい人の特徴⑥ 「時間の使い方がうまい」

 頭がいい人は「時間の使い方がうまい」という特徴を持っている。当然頭がいい人は仕事とプライベートが充実していることが多い。プライベートの時間を確保するために、仕事を効率よく終わらせる。その目標のためにどう仕事を進めれば、最短で終えることができるのかという軌跡を頭の中に描いているのだ。また時間の使い方がうまいということは無駄な時間がないことなので、充実した人生を送っている証明でもある。

頭がいい人の特徴⑦ 「物事の予測をたてられる」

 頭がいい人は、常に次のことを先回りして考えている。例えば営業マンであれば、あらかじめ先方からどういった質問がくるのか予測し回答を用意しておく。先方から見れば、自分の質問に対し臨機応変に対応するので、「この人は頭がいい」がいいと思われるに違いない。

頭がいい人の7つの特徴

  • 頭がいい人の特徴① 「好奇心が強い」
  • 頭がいい人の特徴② 「分かりやすい言葉で伝える」
  • 頭がいい人の特徴③ 「情報を鵜呑みにしない」
  • 頭がいい人の特徴④ 「数字に強い」
  • 頭がいい人の特徴⑤ 「幅広い膨大な知識のデータがある」
  • 頭がいい人の特徴⑥ 「時間の使い方がうまい」
  • 頭がいい人の特徴⑦ 「物事の予測をたてられる」

頭がいい人になるための4つの方法

 先ほど「頭がいい人の7つの特徴」をご紹介したが、実際にはどうすれば頭がいい人になれるのだろうか。そこで、世界の一流経営者が実践している「頭がいい人になるための4つの方法」をご紹介する。

頭がいい人になるための方法① 「読書」

by OnInnovation
 「読書」と聞くと、「なんだ、定番じゃないか」と思う人もいるだろう。しかし、実際に毎日の習慣として「読書」を取り入れられている人は少ない。

 かの有名なマイクロソフトの創業者であるビル・ゲイツ氏は、「何時に帰宅しようが必ず寝る前に1時間の読書タイムを確保した」という。数学や物理、医学系といったビジネスとはほど遠いジャンルの本を読んでいたようだ。

 読書が苦手という人には、まずはビジネス雑誌や読みやすい小説から手につけるとことを勧める。すでに読書は好きという人には、「哲学」や「古典」といった難しい本に着手することと習慣的に行うことをアドバイスする。

頭がいい人になるための方法② 「遊ぶ」

 頭がいい人は、自分の遊ぶ時間を大切にしている。「いくら仕事が忙しくても、遊ぶ時間を確保するべき」と主張する成功者も多い。

 インテリアショップ「Francfranc」を展開しているバルス社長の高島郁夫氏は、「遊ばない社員はいらない」と言い切るほどまでに「遊ぶこと」を重視している。そんな高島氏にとって、遊ぶとは次のような意味を持つ。

自分にとって「遊ぶ」とは、知る、見る、聴く、話す、考える、食す、感じる、笑う、そして広義の情(友情・愛情)ではなかろうか。いつまでも遊び人と言われたい。

出典:高島郁夫 『遊ばない社員はいらない』
 遊ぶことは何も暇の時間を潰す目的で行うのではない。五感を刺激した遊びをすることで感受性が豊かになり、新しいアイディアを生み出すのに一役買う。頭がいい人は遊ぶ時間も自分の成長の糧にしているのだ。

頭がいい人になるための方法③ 「人と会う」

 頭がいい人は、業界や年齢、職種を問わず様々な人と会う。元マイクロソフト日本法人代表・成毛眞氏は、定期的にパーティーを開催するなどして、人脈を広げることに努めていたそうだ。さらに人脈づくりをする上の重要なポイントを次のように話す。

人脈づくりで大切なことは、目標に縛られていない人に声をかけることです。最終的に大物に育つのは、いい加減に見えるくらい自由な感性を持った人なのです。

出典:成毛眞の名言
 「自分とは少し違った感覚・価値観を持った人かもしれない」と思う人と出会うことは、自分への刺激になる。頭がいい人は自分の感性を磨いたり、視野を広げたりする上で、人との出会いを重視しているのだろう。

頭がいい人になるための方法④ 「優先順位をつける」

by segagman
 頭がいい人は、「優先順位をつける」ことを徹底して行っている。アップルの創業者のスティーブ・ジョブス氏もこのことは常に強調していたという。

 実のところ、優先順位をつけることは非常に難しい。時にはやりかけの仕事を中断する決断力が要求されるため、完璧主義者にとっては苦となるかもしれない。しかしスティーブ・ジョブス氏が言うように、効率的に成果を出すためには「優先順位の高い仕事への見極め」「優先順位の低いものを保留する勇気」が必要である。

頭がいい人になるための4つの方法

  • 頭がいい人になるための方法① 「読書」
  • 頭がいい人になるための方法② 「遊ぶ」
  • 頭がいい人になるための方法③ 「人と会う」
  • 頭がいい人になるための方法④ 「優先順位をつける」

 「私はビルゲイツと違って頭が悪いから、何もできない」と諦めることは簡単だ。しかしスティーブ・ジョブス氏やビル・ゲイツ氏をはじめとした頭がいい人は、自分を磨くための努力に身を投じてきた。その日々の積み重ねが、ここまで大きな砦を築いてきたのだ。
 
 是非ともここで紹介した、頭がいい人の7つの特徴とその4つの方法を実生活に取り入れてほしい。そしてあなたが目指す「頭がいい人」になれたら、世界の超一流と同じように、次はあなたが社会に新しい価値を生み出し、周囲から目標とされる番だ。

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