「僕だけがいない街」第12話、「宝物」の感想です。
“戦え!ワンダー悟”
武器は必殺技ではなく知恵比べでもなく。
心情面を武器に悟が対決する話だった僕街最終話。
八代の心理描写と、悟による彼の心理代弁に感動した回でした。
それと記事の後半は、僕街をふりかえる総括記事になっています。
ちょっと余談から。
先日僕街BD BOX(上)を購入したので記事にしました↓
映像の方は時間が無くてまだ観れてないのですが、サントラやブックレット、三部けいさんによる書きおろし漫画など、特典が充実し、貴重な価値を感じるBOXでした。
昨夜は僕街感想にそなえて夜の8時前に就寝し、今朝は深夜の1:20頃に起きて最終回を生で見ました。深夜アニメを生で見るのは久しぶりで…… 2015夏アニメ「Charlotte(シャーロット)」以来じゃないかと思います。
では「僕だけがいない街」第12話(最終話)の感想へ。
髭を剃る
フランス映画に「最強のふたり」と「潜水服は蝶の夢を見る」という作品がありまして。
両者に共通するのは、“他人が剃刀で人の髭をそる” というシーンが出てくることになります。また体の不自由な人物が登場するのも共通点。
「最強のふたり」では体が不自由な大富豪の髭を黒人の介護人が、「潜水服は蝶の夢を見る」では息子が老いた父の髭を、それぞれ剃っていました。床屋でもない他人が、剃刀で人の髭を剃る。そんなシーンです。
「僕だけがいない街」の第12話にも、上記映画と同様に他人が剃刀で人の髭をそるシーンが出てきました。
眠ったままの悟の髭を、八代が剃刀で剃る。
他人の髭を剃る時ってどんな気分がするもんなんでしょう? 私はやったことありませんが、刃物である剃刀をのど元や頬にあてるという行為は、息をひそめ細心の注意を払い、長い時間の集中を必要とする骨の折れる行為じゃないかと思います。おいそれとはできない行為なんでしょうね。
唯一無二の存在
悟の病室の短冊には、
「早く目覚めろ、悟 八代学」
の文字が。
ベッドわきに腰掛け、眠った悟を見おろし、髭を剃り、立ち上がって笑顔。
純粋な愛情からはほど遠いですが、悟に対する八代の並々ならぬ歪んだ関心を如実に、そして端的にあらわしていたシーンだと思いました。その象徴のひとつが “髭をそる” シーンだったなと。
15年前、悟の心の穴を父を感じさせる八代が埋めたように、今度はその後の15年間、悟が八代の穴を埋めていたようですね。八代は殺そうと思えばいつでも悟を殺せたのに生かしておいた。剃刀をあてて髭まで剃りながら。以下、悟が八代に語った代表的なセリフを上げてみます。
「先生は僕を殺せない。僕の勝ちだ。
先生にとっての15年間は、あまりにも長かったよね。
先生は、僕がいるから生きている。
この世界で、本当の先生を知っているのは僕だけだよ」
そう語る悟に後光が……
八代は、悟にどういう感情を抱き続けていたのでしょうね。
それは決して単純な愛情とかではなく、自分の理解されがたい歪んだ性格に初めてふみ込み、思考を先読みしてきた稀有な存在を見る思いだったのではないでしょうか。いいかえれば八代にとっての悟は、
― この世で唯一無二の存在 ―
そういう存在をみる想いだっんじゃないかなぁ……
八代は最初の時間軸とは違い、殺人は続けていなかったのかな。八代は悟に、
「15年前の事件(水中に悟を沈めたこと)は時効。時効じゃない事件を聴こうと思っただろ? でもそんな事件は存在しない」
と語っていました。ですので八代は、15年間殺人は犯してないのかなと思いました。
そういうわけで僕だけがいない街の最終話。
八代の心情を描写する回想や、彼の隠れた心理を代弁する悟のセリフがとても良かったです。感動しました。
そういや病院の中庭の回想シーン。
意識無しで車いすの悟を、八代は草葉の影ならぬ木々の影からじいぃっと……
このカット笑ったw
どんだけ八代は悟の事が好きなのか! 感動で落涙しながら、ふっと笑ってしまいました。
最終回はギミックではなく心情
シリーズ構成・岸本卓さんがインタビューで語っていた事です。
最終回をどうするかについてはふたつの方向性があり、スタッフはずい分と会議を重ねたそうです。そのふたつとは、
- A. 犯人との知恵比べをメインに描く
- B. 悟と犯人の心情的な対決に持っていきそこをしっかり見せる
岸本さんは最初、A案のような「理詰めの謎解き」で行こうと考えていたようです。
しかしスタッフはB案が大勢をしめ、最終的に監督が「心情の対決で行こう」と決断されたそうです。そしていざ脚本を書いてみると、岸本さんは満足度という意味でギミックより心情がやはり正しかった、と感じたそうで。
私も上で書いたように、悟と八代の心理描写面がとても良かったです。
以下、岸本卓さんのインタビューから転載を。
後半、真犯人のある行動によって、悟にとっての “自分がいない街”、“自分がいない時間” が生まれるのですが、その間もみんなはちゃんと仲間として存在していて、悟の事を考えてくれていた。それがあったから真犯人との戦いにも勝てるかもしれないという流れになればと。
『僕だけがいない街も、自分の大事な人生の一部なんだ』と。
それが真犯人との対決においてズバッと明らかになれば、ドラマとして一番美しいと思いながら書きました。
(僕だけがいない街 casefile1 p.81~82より)
“自分がいない街”、“自分がいない時間” か……
このあたりが作品タイトル「僕だけがいない街」にかかってくる話なんでしょうね。
マンガ編集者という第三者
作品全体を俯瞰で見たときの悟の変化。最初と最後での彼の変わりぶり。これをよく表わしていたのが、マンガ編集者のセリフだと思いました。
第12話の編集者のセリフはこんな感じ。
「ほぉー、いいじゃないですか! 先生のズバッと踏みこむ感じ」
いっぽう第1話のアバン。
悟のモノローグと編集者のセリフはこんな感じでした。
(怖い…… 自分の心に踏みこむのが怖い)
「うーん、ソツなく描けているとは思うんだけどねぇ……
でももっと踏みこんで描かないと。
作品から見えてこないんですよ、あなたの顔が」
最終回にも第1話と同じ漫画編集者の顔が出てきたのおおっ!となりました。しかもセリフが第1話と対応させた悟の変化ぶりを如実に表現したものへと変わっているし。最初と最後の悟の変化ぶりを、
― 第三者の言葉で表現する ―
うまい演出だなーと感じ入りました。
愛梨
そんなふうに訪れた悟の変化。この変化を生んだキッカケが片桐愛梨でしょう。
三部けいさんのラフスケッチには、第1ヒロインが片桐愛梨、第2ヒロインが雛月加代、と書かれていました。アニメでの片桐愛梨は、尺的にちょっと割を食ってしまったキャラなんでしょうね。マンガではもっと彼女の出番が多かった気がします。
しかし最後は、青い蝶からの愛梨登場でエンド。
悟に多大な影響を与えた第1ヒロインの面目躍如だと思いました。前回第11話の視聴時、なぜ話が2006年ではなく3年前の2003年なのか不思議だったのですが、ああこれは、
愛梨と知り合う前の時間軸へ ―
そういう設定にしたのだろうと思いました。
そのあたりでラストはおそらく愛梨に、愛梨だけが悟を知らない展開にいくんじゃないかなぁと予感しました。
月並みなことを言うならば、これから2人で幸せな時間をつくっていって欲しいですね。
ヒーローへのご褒美タイムスタート!
みたいな感じで。
ということで最終回の感想はこのへんで。
つづいて「僕だけがいない街」作品全体の総括に移行したいと思います。
アニメ「僕だけがいない街」総括
(※以下、第11話まで見終わった段階での話です)
ほんとうは最終の第12話まで見てから書くのがスジなんでしょうけど、ちょっとね…… 最終回の感想を書きつつ総括も書くというのは出勤前という時間的にかなりの無理があるので、先にある程度書いておきます。総括を兼ねた思い出話のようなものです。
総括① 第1話のインパクト
アニメ僕街全体で一番印象に残ったのは何だろう?
しばらく自問自答しました。
僕街一番の印象点を一点に絞るならば。わたしは、
― 第1話がもたらしたインパクト ―
これになる気がします。
秋から冬へと季節が移り新年がスタートし、2016年1月から冬アニメが一斉にスタートしました。とかくアニメの第1話というものは、スタートダッシュを狙いハイテンションで勢いよく入ってくるアニメが多いと思います。
そんなハイテンションの新作アニメをいくつも見続けたなか、「僕だけがいない街」だけは異彩な雰囲気を放っているように感じました。
ひく~いテンションにおそ~いテンポ。
もちろん実際には極限まで内容を絞れるだけ絞ったソリッドな内容で決してテンポが遅いなんてことは無いんですけど、それでもなんというか、僕街の醸し出す雰囲気は他と一線を画した独特なものに感じられとても印象に残りました。
原作者の三部けいさんやアニメのメインスタッフは、アニメ化にあたり
「地味すぎないか?」
と心配したそうです(僕街BD BOXの特典、僕だけがいない街case file1や他のインタビューなどから)
派手なアクションも萌え要素もほぼ皆無な僕街。
しかしその事がかえって、僕街を冬アニメで目立つ作品にさせる結果になった気がします。アニメはどう転ぶかわからないものですね。原作者やアニメ主要スタッフの抱いた杞憂が、逆にセールスポイントになるという。
僕街第1話は、ラストの長回しも印象的でした。ラスト3分の長回し。
大きな回り込み&QTB*1から、リバイバル先が昭和63年と明かされて引き ―
アニメスタッフはマンガでの第1巻ラストに該当するこのシーンまでどうしても第1話を進めたかったらしく、そのためにだいぶ原作から削った要素もあるようです。僕街のシリーズ構成・岸本卓さんはインタビューで、
僕街で苦戦したのはやはり第1話。
エピソードに対して尺をどのように割り振るかが問題で、どうせどこかは削らないといけないから、やはり第1話はラストの引きの美しさを取ろうと。
原作をどう圧縮するかで随分悩みました ―
原文とは多少変えてありますが、岸本卓さんはBD特典のブックレットでそのように答えていました。
私もこの構成は正解だったと思います。
(なんだこれ?! どうなってる!?)
視聴者にそんな引きをもたらす構成だったのではないでしょうか。
ということで僕街一番の印象点を一点に絞るならば、わたしは僕街の第1話になるかなという話でした。
他と一線を画した独特な雰囲気やラストの長回しによる引きにより、インパクトのある第1話だったと思います。
ラストの長回しを見たときは(これ作るの大変だったんじゃない?)と思ったのですが、案の定スタッフは大変だったようです。小学校の建物などは3Dを用いたんでしょうけど、それでも斜め上空へと向けたQTBや大きな回り込みは、刻々と変わるパースを取るのが大変だったんじゃ?と素人考えながらに思いました。
総括② 3つの印象的シーン
つづいてシーン別で印象的な場所を。
そのうちのひとつ、第1話ラストについては上に書きましたので、その他のところから3つほどあげてみます。
1. 第3話の “物置”
悟が雛月家の物置で、虐待された下着姿の加代を発見する場面です。
特に印象に残ったのは声優さんの演技。
雛月の母が登場し、大人悟役・満島真之介さんによるモノローグ台詞、
(こいつ!)
にグッときました。
手をギリっとやるSEがいい味で……
この場面でスタッフは、満島さんに「殺気がこもり過ぎないように」と演技指導したそうです。
演技の演出意図はどんなものになるかな……
頭に血が上りつつも、何もできない凡庸なごく普通の人間の怒りを表現、とかそんな感じでしょうか。それともうひとつ、第3話での悟はまだまだ自分の行動に対する動機が積み重なりはじめた段階なので、怒りが強すぎる(殺気がこもり過ぎる)のは感情の流れとして不自然って演出意図かなと思いました。
この場面で印象的な声優さんの演技はもうひとつ。加代(cv:悠木碧)による、
「転んだの」
のセリフ。
(こいつ!)で怒りがグワッと昂ぶり、「転んだの」で感情がズドンと落ちるような…… 何もできない事の無力感を感じました。
悠木碧さんの演技はその前のセリフ「見ないで!」が声を枯らす絞り出すようなシャウトだったので、余計に母がそばに来て感情が奥に引っ込んでしまったような「転んだの」に激しい落差を感じました。ぐわっと上がってズドンと落とされる一連のシーンでしたね。
2. 第6話ラスト&第7話アバン、意味合い違いの“リバイバル”
第6話のラストは、これまで通り通常のリバイバルに突入しそうな流れでした。青い蝶が横切ったりなんかもして。
しかしそのままリバイバルではなく。
第7話アバンで再度第6話のラストに戻ったような入り方をしました。最初、アレっ先週の続きじゃ? と思った気がします。
そのあとが悟のモノローグ&シャウトへ。
第7話の感想記事で一度書いたことですが、
(戻れ……戻れよ。もう一度だけ)
(頼む……頼む)
「戻れぇぇーーーッ!!」
からの雛月との再会にえらく感動しました。
第6話ラストは普通にリバイバル突入気配でのエンド。
しかし第7話アバンは悟の意思によってリバイバルがスタート。
これら意味合いの違うリバイバルが、6話ラスト&7話アバンと連続で描かれたのがよかったです。いい対比になっていましたし7話アバン自体がとても感動的でした。
まあ7話アバンについては、こちらの記事でいちど書いたことですね ↓
3. 第8話の “朝食”
朝食というものは、その家庭がどんなものか如実に表すものだなぁと。第8話の朝食は、藤沼家と雛月家の朝食の乖離っぷりが印象的でした。雛月家の朝食は、
カップヌードル、食パン一枚、100円玉2個、
などなど。
加代による朝食の回想だけで、雛月家がどんな家庭なのか、語らずともおおよそ見当がついてしまいます。
画面はテーブルにカメラを置いて、加代をアオリでとらえ、加代が下を見おろしているという構図でした。
そして藤沼家と雛月家の朝食を見おろす加代が “同ポジ”*2 で対比、という凝り方でもありました。
朝食シーンの一連の流れを書くと、
見おろす加代、藤沼家朝食、雛月家朝食、見おろす加代、公園での朝食回想、落涙……
そんな感じでナイスなカット割りだったと思います。
この場面はヤバかったなぁ……
私と同感な人が多かったのか、僕街記事に対するPV(アクセス)が第8話以降急激に上がってビックリしました。
ちなみにこの朝食の場面でかかる劇判。
この曲は僕街BD BOX(上)に同梱されているサントラの10曲目になります。曲のタイトルは、
「she was here、alone」
和訳すると(彼女はここにいた、ひとりで)ぐらい? あまり自信無いですが。
「she was here、alone」は、印象的な場面で多く使われる劇伴のひとつですね。おもに加代がらみのシーンで。
ということで以上僕街の印象点なシーンを3つあげてみました。
なんか3シーン全部が雛月がらみのような……
まあ気にするな。
総括③ その他のこと
え~と……
総括部分だけで普段の記事より長くなっちゃいました。以下なるべく簡単に。
上記以外にも僕街には印象的なことがたくさんあるのですが簡単に書くと。
工夫を凝らしたカメラワークや構図によるアニメならではのサスペンス感、主役に声優さんをキャステイングしなかったゆえの素朴な演技感、劇伴の力で大きくアップされた抒情感、そしてアニメオリジナル要素、
というあたりでしょうか。
アニメオリジナル要素、最終回についてはある程度第12話感想で書きました。
俳優さんのキャスティングですが。
作中には “違和感” を探せ!みたいな展開がありますよね。
しかし私は俳優さんの演技の方が最初は “違和感” でした。
まあしばらくしたら馴れがきましたし、声優じゃないがゆえに逆に悟が “普通の人” ってイメージが強められており、このキャスティングは良かったなと今では思います。
第11話に出てきた蜘蛛の糸の話です。
ぱんさんの記事によれば、実はアニメでさりげなく蜘蛛の糸が描かれていたようです。記事には参考画像が何枚か貼られていました。
記事を読んでビックリ仰天!
いやーぜんぜん気がつかなかった(o ̄▽ ̄ o )
今度は“蜘蛛の糸”を探しつつアニメを視聴したいですね。
ということで。
総括になってんだか、なってないんだかって感じですが……
以上僕街の総括でした。
印象的な要素や印象的な場面。
これは人それぞれでさまざまなんでしょうね~
最後に
ということで。
2016年の1月から始まった「僕だけがいない街」の全12話。
終わっちゃいましたね……
制作に携わった方々、お疲れ様でした! ありがとうございます。
原作が連載中のなか、終盤展開の構想を練ることや尺を調整するための取捨選択は大変だったろうと思います。しかしそれ以上に、
マンガとアニメ同時完結という英断が良かった
と思います。
マンガを読んでいる方にとっても楽しみがあったのではないかと。また普段アニメをあまり見ない方にとっても、サスペンス調やヒューマニズムに彩られた取っつきやすい作品になっていたと思います。
私はといえば……
ひとまず最後まで無事感想をか書けたことに今は安堵の思いです。
アニメを最後までご覧になった方、お疲れ様でした~
私のつたない感想を読んでくれた方々、ツイッターでお世話になった方々。
ほんとにありがとうございます。
ではまたの機会に! (・ω・)ノ
PR
「僕だけがいない街」 (全12話)
(スタッフ)
原作:三部けい
監督:伊藤智彦
シリーズ構成:岸本卓
キャラクターデザイン:佐々木啓悟
美術監督:佐藤勝
音楽:梶浦由記
アニメーション制作:A-1 Pictures
(キャスト)
藤沼 悟(ふじぬま さとる)
満島真之介(29歳)、土屋太鳳(10歳)
藤沼 佐知子(ふじぬま さちこ):高山みなみ
小林賢也:柄本佑
杉田 広美:田丸篤志
澤田:大川透
杉田 加代:悠木碧
片桐愛梨:赤崎千夏
(主題歌)
オープニング・テーマ「Re:Re:」
歌:ASIAN KUNG-FU GENERATION
エンディング・テーマ「それは小さな光のような」
歌:さユり
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