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さて、いかがなものかと?

目に付いたキーワードで綴る思い付きブログ。時々愉快、たまに辛辣、そのほとんどが自己満足。

頬のたるみを改善するなら今しかない!いつまでも若々しくモテる男でいるための法則

健康関連

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「近頃気になることがある。まだまだ若いし女盛り。近頃気になることがある……」とまあ、こんな出だしのCMソングがありました。いくつかのバージョンがある中で、これはそのうちの一つです。歯磨き粉の、「ガードハロー」の宣伝に使われていました。

女性ではなくとも、年令を重ねる毎に何かと気になることが出て来ます。男性の場合は、頭髪のライン、ベルトの穴の位置、中性脂肪の数値、体型、それに頬のたるみです。

まだまだ他にもありますが、今回は特に、頬のたるみについて焦点を当ててみました。その改善法に迫ります。

 

 

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目次

 

 

頬のたるみの原因

 

頬がたるむ原因はいくつかあります。紫外線の影響、生活習慣(食生活)、肌の乾燥、それに加齢です。以上の原因が真皮(肌を構成している最も重要な部分)に悪影響を及ぼすことで、頬がたるんでくるわけです。

肌を構成する支持組織(骨やその周りに存在する組織)には、線維芽細胞と呼ばれる最も基本となる細胞があります。体の至る所に存在し、組織が傷付くとその部分に移動してはコラーゲンを作り出し、修復に一役買います。真皮を構成するにはコラーゲンが不可欠であり、そのコラーゲンには線維芽細胞が深く関係しています。

 この細胞には様々な栄養素が必要とされていて、たんぱく質やビタミンCからエラスチン、コラーゲン、そしてヒアルロン 酸を生成します。これらは、真皮にハリと弾力を生む重要な成分です。

 以上を踏まえたところで、原因となる4つの点について1つずつ順番に見てみましょう。  

 

1. 紫外線

太陽光に含まれる紫外線(特にUVA)は、真皮の中にまで入り込んで線維芽細胞を破壊します。壊れた線維芽細胞では、コラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸などが生成されず、真皮そのものがダメージを被ります。さらに、これらを分解する酵素も分泌されるので、結果的に肌の弾力が失われることに繋がります。

 

2. 生活習慣

真皮には線維芽細胞と呼ばれる最も基本となる細胞があり、この細胞に十分な栄養が供給されないと、肌の弾力性も失われます。さらに、皮膚は寝ている間に作られるので、質の良い睡眠も重要です。これが、睡眠不足がお肌の大敵とされる理由です。

 

3. 肌の乾燥

人間の体(成人の場合)は、実にその65%が水分で作られています。角質層(空気に触れている部分)で水分不足が起こると、肌が乾燥した状態になります。すると、真皮層でも十分な水分を保てなくなり、最終的には真皮層へのダメージとなります。

 

4. 加齢

赤ん坊の体は、実に75%が水分で出来ています。赤ちゃんが常にぷよぷよしているのは、真皮層でもコラーゲン、エラスチン、ヒアルロン酸の分量が多いからです。ところが、40代の肌に含まれるヒアルロン酸の量は、悲しむべきことに、赤ちゃんの半分程度にまで下がってしまいます。

 

以上に加えて、表情筋や深層筋の衰え猫背や姿勢の悪さも、顔のたるみの原因になります。

 

表情筋の衰え

表情筋は真皮のまだ奥にあり、ここが衰えると皮膚を支えられなくなります。さらに、その奥にある深層筋が衰えると表情筋が支えられなくなります。負の連鎖が起こることで、肌には十分な栄養分が運ばれなくなります。そのため、表情筋と深層筋の衰えはたるみの原因となるのです。深層筋の役割は、表情筋を支えたり血管からの栄養を表情筋や肌に送ったりするポンプです。

 

猫背や姿勢の悪さ

顔の筋肉は頭や首と繋がっています。猫背のように、首を下げて顔を突き出したような姿勢をとっていると、首の後ろ側の筋肉が縮み、首の前側にある筋肉だけが伸びるため、頬が首の方へ向けて引っ張られてしまいます。これも、頬のたるみを生む原因になっています。

 

 

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肌が乾燥すると、まるで紙を小さく丸めて引き伸ばしたような状態になります。

 

 

頬のたるみを作らない方法と予防策

 

以上に挙げた4点を考慮して、頬のたるみを作らない方法を見てみましょう。

 

1. 紫外線対策

これは市販の紫外線防止クリームに頼るのが一番です。UVカットのクリームを肌にまんべんなく塗ります。女性用の化粧品には既にUV対策を講じた商品がありますが、男性用にはほぼ皆無です。そこで、UVカットの日焼け止めを塗るのが効果的です。

SPF(Sun Protection Factor)やPA(Protection Grade of UVA)などと難しいことが書かれていますが、SPFでは20以上、PAでは+マークが二つあるのがUV防止の目安です。これ以上に数値や+マークが大きくなると、使う場所が変わってきます(レジャー目的で、山や海などで使用)

 

2. 生活習慣を整える

どんなことにおいても共通しますが、規則正しい生活をするのが一番です。中でも、早寝早起き、暴飲暴食をしない、適度の運動を行うことはもちろんのこと、その上で栄養価の優れた食品を取ることと、偏食を行わないことです。

特に、タンパク質は体組織を構築するのには不可欠の栄養素なので、肉、魚、乳製品を多く取るようにします。おススメはホエイプロテインパウダーです。他には、タマゴ、チーズ、納豆、豆腐などです。これに加えて、繊維質(野菜や穀物)とビタミン・ミネラルを不足なく摂ります。アミノ酸パウダーを定期的に取るのも効果的です。

 

3. 肌の乾燥を防ぐ

肌の乾燥を防ぐには、十分な量の水分を取ることと、肌をクリームなどで保護することです。最近では、男性でも化粧水を使う人は多くなっています。しかし、化粧水の大部分は水分です、肌に付けても直ぐに乾いてしまいます。そこで、角質を膜で覆うように、クリームなどでカバーします。おススメはセラミド(保湿性脂質)を多く含んだ乾燥防止用のクリームです。

特に、風呂上がりには必ず使用する習慣をつけるといいでしょう。肌に着いた水分が蒸発するときは、特に乾燥が激しくなります。風呂上がりで肌が多くの水分を残している内に、セラミド入りのクリームで覆ってしまうのが最良の方法です。

 

毛穴の広がりにはグリシルグリシンがおススメ


肌のバリア機能(角質層がうるおいを蓄えて乾燥と外部刺激から守ること)が低下すると、肌のターンオーバーが早まります。すると、過角化(肌を守ろうとするので)が起こって角質層が厚くなります。この状態になると、毛穴が詰まりやすくなり角栓が生じます。そして、この状態が長引けば、やはて毛穴が広がってくるのです。

毛穴が大きく開いたら、グリシルグリシンを付けます。グリシルグリシンは、分子量の小さなアミノ酸で、肌のハリとツヤとうるおいを保つのに役立つ成分です。魚介類に多く含まれています。

 さらに、肌のキメを整えたり毛穴を引き締めたり、またニキビ跡の治療にもおススメです。

 

4. 加齢を遅らせる工夫をする

これに関しては、多くの科学者が取り組んでいるので、専門分野を訪ねるのが早そうです。しかしながら、個人でもアンチエイジングは十分に可能です。最も効果が高いとされるのは、細胞を活性化させることです。これには運動が最適です。特に激しい運動をする必要はなく、少し筋肉が疲労するくらいでも構いません。要は、HGH(Human Growth Hormone、成長ホルモン)が出れば良いので、アスリート並みの運動はしなくても良いのです。

HGHが分泌されるのは、22時から2時の間が最も多いとされています。また、量の差異はあれ、寝ている時には分泌されます。ただ、加齢とともに分泌量も少なくなるので、サプリメントで代用する方法もあります。

ただし、人工のHGHが必ずしも効果があるとは限らないので、使用前には成分表示をよく確認し、専門家の意見を訊くようにして下さい。

 

表情筋と深層筋を鍛える
猫背にならないようにする

以上の二点については、以下で詳しく説明します。

 

 

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できてしまった頬のたるみを改善する方法

 

表情筋と深層筋の話をする前に、先ずは猫背にならないようにするための方法を解説します。

猫背には2つあり(3つともいいますが、ここでは二つに絞ります)、首の猫背と腰の猫背です。首の猫背は、肩が前に出てきて背中が丸まるか、骨盤が前に傾斜して脊椎が歪み、その結果背中が丸まる姿勢です。腰の猫背は、骨盤が後ろに傾斜するために起こる脊椎の歪みです。

どの猫背でも、背中が丸まるのは同じです。それにより背中の筋肉が衰えて行き、首だけが前に伸びてしまいます。首が前に突き出ると、頬が首の下側に引っ張られるので、頬が下垂したるんできます。

 

猫背の改善方法

姿勢を正し、骨盤の位置の修整と、背中の筋肉を鍛えることで改善できます。

猫背の改善には、後ろ向きに歩く方法や、四つん這いになって動く方法が挙げられます。床に座る場合も、胡座や正座ではなく、半跏坐(左足のかかとを右足の太ももに乗せた胡座)を組むのがおススメです。常に姿勢に気をつけて、立つ、歩く、座ることを意識すれば、少しずつですが改善されます。

 

おススメエクササイズ

タオルの端をそれぞれの手に握って、引っ張った状態のまま両腕を垂直に伸ばします。その状態から、ゆっくりと首の後まで下げる動作を繰り返します。懸垂はさらに効果があります(鉄棒を順手で握って両手を肩幅よりやや広く開き、顎を鉄棒の位置まで引き上げる動作)

特に酷い場合は、矯正器具を付けるか、専門機関を訪ねる必要があります。

 

表情筋と深層筋の鍛えて頬のたるみを改善する方法

1. 「まーいーうー」体操

顎の下にある顎舌骨筋(がくぜっこつきん)という筋肉が使われないと、舌を支える力が弱くなり顎の下の筋肉が緩み頬がたるんできます。
「ま~」という形で口を大きく開けると顎舌骨筋が鍛えられあごのたるみの改善になります。「ま~」と10秒間言い続けます。
<ポイント>
このとき、顎舌骨筋を意識しながら大きな口を開けて大きな声で「ま~」と言うことがポイントです。


ほっぺたのところにある小頬骨筋(しょうきょうこつきん)と大頬骨筋(だいきょうこつきん)は年齢とともに小さくなります。ここの筋肉が弱ると、頬を支える力が弱くなり、たるみとかほうれい線の原因となります。そこでこの筋肉を鍛えます。
この時、表情が「い」という笑い顔になるようにします。思いっきり笑顔を意識して、「い~」と10秒間言い続けます。


「口の周りには口輪筋(こうりんきん)という筋肉があります。ここの筋肉が弱るとほうれい線の原因になります。思いっきりタコのような口の形をして、口輪筋が痛くなるくらい「う~」と10秒間います。 

 

2. 42度のお湯で洗顔する

42度のお湯で洗顔すると、ヒートショック効果でヒートショックプロテイン(HSP)が生まれコラーゲンが作り出されます。加圧や低酸素など、体に少しのストレスをかけるとHSPは増えます。中でも一番効果的なのが、体を温めることです。

2匹のマウスのでの実験では、10週間紫外線を当てて37度と42度のお湯に浸け続けたところ、37度の方はたるみの原因であるシワがくっきりでき、42度の方はシワがほとんど出来ないという結果になりました。

方法は、42度のお湯で3分間洗顔し、42度で温めたタオルで2分間保温します。42度のお湯で5分間温めたことになります。これで、ヒートショックプロテインの効果が期待できます。朝と夜の一日2回行なうと万全です。

 

<ポイント>

この後、肌が乾燥しないよう化粧水で十分に保湿することが重要です(美容クリニックやエステなどで行なうたるみを取る施術でもヒートショック効果が得られる機器を使っています)。

HSP入浴法にはコラーゲンの減少をとめる働きがあります。

汗をかくことで老廃物も排出され、美肌効果が期待できます。

代謝があがるので脂肪燃焼効果もあります。

体が温まると「エンドルフィン」が出るので、疲労や痛みが緩和します。

疲れを感じる物質、「乳酸」の産生が遅れるので、疲れ難くなります。

 

3. 眼の周りの眼輪筋と口の周りの口輪筋を鍛える

①眉毛を上げる。
②①の状態のまま目を半開きにする。 ※この動作で眼輪筋が鍛えられる
③②の状態のまま口をタコのような形にして斜め上方に突き出す。
④この①~③の状態を10秒間キープする。
⑤1回3セットを1日朝晩の2回行う。

 

以上の3つが、たるんでしまった頬を元のスッキリした状態に戻す方法です。なるべくなら、毎日続けることが肝心です。今後の日課になるようにしてみて下さい。

ただし、いくらやっても効果が出ない場合は、食事の内容と生活習慣を見なおして下さい。筋肉は、年を取ってからでも十分に鍛えられます。しかし、それには栄養の補給と睡眠が不可欠です。

 

頬のたるみに効果が期待できる成分とそれを多く含んだ食品

アスタキサンチン

アスタキサンチンはカロテノイドと言われる天然の色素の一種です。アスタキサンチンはカロテノイドの中でも抗酸化力が強く、特に紫外線に当たったときや細胞内のミトコンドリアでエネルギーを生成するときに発生してしまう活性酸素「一重項酸素」の消去に効果を発揮します。

アスタキサンチンの抗酸化力は強力でビタミンEの1,000倍、βカロテンの100倍もの抗酸化力を発揮するという実験結果もあるほどです。

アスタキサンチンはLDLコレステロールが酸化するのを防ぐ力も強力です。1日0.6mg以上アスタキサンチンを摂取するとLDLコレステロールが酸化されるまでの時間が延びるという実験結果があります。LDLコレステロールが酸化してしまうと動脈硬化の原因となってしまいます。

アスタキサンチンは目の老化防止にも有効だとされています。特に加齢性黄斑変性症の予防や白内障の予防に効果があるとされています。その他免疫力の正常化や脳細胞を活性酸素から守るため痴呆症の予防効果があります。 

 

アスタキサンチンを多く含んだ食品は?

アスタキサンチンは、キンメダイ、サケ、タイなどの魚類や、イクラなどに多く含まれます。エビやカニなどの甲殻類にも多く含まれています。

最もアスタキサンチンを摂取しやすい食品は、サケの切り身です。100グラムの切り身には約3㎎含まれており、コレステロールの酸化防止に必要なのは0.6㎎です。

ビタミンやミネラルと同時に摂取するときが最も強い抗酸化力を発揮するので、アントシアニン、βカロテン、リコピン、ルティンや、ビタミンC&E、亜鉛、鉄、銅、セレニウム、マンガン、さらにはコエンザイムQ10などと一緒に取るようにするのがおススメです。

マルチビタミンや、以上の成分が含まれているサプリメントと一緒に取ればOKです。

 

 

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終わりに

 

文句を言わない人生を生きる! それが私の目指す生き方です。以前は、ことある毎に文句を言っていました。文句ジジイですな(爺と言うにはまだまだ若いですが)

その頃は、何をやっても上手く行きませんでした。しかし、何かのきっかけで文句を言うのを止めると決心した時点から、ウソのように人生が好転し始めました。ギャンブル依存症だったので、それを止めると決意した時からでしょう。今は、いくらお金を持っていても、気持ちすらギャンブルに向きません。お金は増える一方です。

もし、この社会で、文句を言う人が今よりも減れば、きっと今後も日本は安泰でしょう。ところが、現状はその逆です。SNSでも、ブログでも、新聞や雑誌にも、不平不満が満ちています。これでは、どれだけ努力しても夢など叶えられるはずがありません。悪くなる一方です。

先ずは、文句を無くして少しの感謝をしてみませんか? 騙されたと思ってやってみて下さい。必ず何かが変わります。それも、良い方に変わります。

文句を言っている人の顔を想像してみて下さい。頬は垂れ、目には力が無く、肌もカサカサしていることでしょう。頬のたるみを取ると同時に、人生を好転させましょう。

 

人生も、鍛えれば改善できます。あなたの「心」を鍛えて下さい。顔の筋肉を鍛えて頬のたるみを無くするように。