ベルギー連続テロ 逃走の男2人の行方が焦点に
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ベルギーで起きた連続テロ事件では、これまでに分かっている4人の容疑者に加え、地下鉄での爆発にリュックサックを背負った男が関与した疑いが新たに浮上し、空港から逃走したとされる別の男と合わせて2人の行方が捜査の焦点になっています。
ベルギーのブリュッセルの国際空港と地下鉄の駅で22日に起きた連続テロ事件では31人が死亡、日本人2人を含む270人がけがをし、過激派組織IS=イスラミックステートが犯行を認める声明を出しています。
捜査当局は、このうち地下鉄では、ハリド・バクラウィ容疑者(27)が自爆したとしていますが、ベルギーの公共放送は24日、駅の監視カメラの映像に、改札口付近でバクラウィ容疑者とともに、リュックサックを背負った別の男が写っていたと伝えました。
映像では、バクラウィ容疑者だけが改札口を通っていったということで、その後、駅に停車していた列車の、先頭から2番目の車両で自爆したものとみられます。
リュックサックを背負った男は爆発の前に駅から立ち去ったとみられ、公共放送は、捜査当局がこの男の似顔絵を国内の警察に配布し、行方を追っていると伝えています。空港では、1人が爆発物を放置して逃走したとみられていて、2人の行方が捜査の焦点になっています。
捜査当局は、このうち地下鉄では、ハリド・バクラウィ容疑者(27)が自爆したとしていますが、ベルギーの公共放送は24日、駅の監視カメラの映像に、改札口付近でバクラウィ容疑者とともに、リュックサックを背負った別の男が写っていたと伝えました。
映像では、バクラウィ容疑者だけが改札口を通っていったということで、その後、駅に停車していた列車の、先頭から2番目の車両で自爆したものとみられます。
リュックサックを背負った男は爆発の前に駅から立ち去ったとみられ、公共放送は、捜査当局がこの男の似顔絵を国内の警察に配布し、行方を追っていると伝えています。空港では、1人が爆発物を放置して逃走したとみられていて、2人の行方が捜査の焦点になっています。
医師「瀧田さんは重いやけど」
ブリュッセル近郊の大学病院でけが人の治療にあたっているルク・バンオベルフ麻酔科長が24日、NHKなどのインタビューに応じ、地下鉄の爆発に巻き込まれて大けがをした瀧田祐さんの容体について、「搬送されたときは安定していたが爆発によって重いやけどを負っている」と説明しました。
また、ほかのけが人について「顔にやけどをしたり、足が切断されたりしている」と述べました。さらに、けがをした人たちは精神的に強いショックを受けているとして、「退院後も毎日、通院する必要がある人もいる。そのための部屋とカウンセラーを用意している」と述べました。
また、ほかのけが人について「顔にやけどをしたり、足が切断されたりしている」と述べました。さらに、けがをした人たちは精神的に強いショックを受けているとして、「退院後も毎日、通院する必要がある人もいる。そのための部屋とカウンセラーを用意している」と述べました。