普天間基地移設巡り「係争処理委」の初会合
沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画を巡って、国と地方の争いを調停する「国地方係争処理委員会」の初会合が開かれました。埋め立て承認の取り消しを撤回するよう国が改めて出した是正の指示は違法だとして沖縄県の翁長知事が審査を申し出たことを受けたもので、委員会として実質的な審査に入ることを決めました。
普天間基地の移設計画を巡って国土交通省は、裁判での和解に基づいて法的な手続きを進めるため、翁長知事に対し名護市辺野古沖の埋め立て承認の取り消しを撤回するよう改めて是正を指示しました。
これに対し翁長知事が、国の指示は違法だとして国と地方の争いを調停する第三者機関「国地方係争処理委員会」に23日、審査を申し出たことを受けて、24日、初会合が開かれました。
会合では、委員会として実質的な審査に入ることを決めたうえで、国土交通大臣に対し審査の申し出に対する答弁書の提出を求めるとともに、その答弁書の内容を踏まえた反論書の提出を沖縄県知事に求めることなど、当面の手続きを決めました。
小早川光郎委員長は会合のあと記者会見し、法律の規定にしたがって、6月21日までに是正の指示が違法かどうかを判断する考えを示しました。
これに対し翁長知事が、国の指示は違法だとして国と地方の争いを調停する第三者機関「国地方係争処理委員会」に23日、審査を申し出たことを受けて、24日、初会合が開かれました。
会合では、委員会として実質的な審査に入ることを決めたうえで、国土交通大臣に対し審査の申し出に対する答弁書の提出を求めるとともに、その答弁書の内容を踏まえた反論書の提出を沖縄県知事に求めることなど、当面の手続きを決めました。
小早川光郎委員長は会合のあと記者会見し、法律の規定にしたがって、6月21日までに是正の指示が違法かどうかを判断する考えを示しました。