民進党人事 代表代行に江田氏起用で最終調整

民主党と維新の党が合流して結成する「民進党」の役員人事について、両党は、代表代行に維新の党の江田前代表を起用する方向で最終的な調整に入りました。
民主党と維新の党が合流して結成する「民進党」の役員人事を巡っては、これまでに、代表に民主党の岡田代表が就任し、幹事長には民主党の枝野幹事長、政務調査会長には山尾志桜里衆議院議員が、それぞれ就任することが固まっています。
そして両党は、岡田氏を支える代表代行に、維新の党の江田前代表を起用する方向で最終的な調整に入りました。
江田氏はこれまで、代表代行への就任要請に対し、維新の党の松野代表が就くべきだと強く主張してきましたが、松野氏が4年前に民主党を離党した経緯から固辞していることを踏まえ、最終的に代表代行を引き受ける意向を固めました。
また、江田氏に加え、新党の代表代行には民主党の長妻代表代行と蓮舫代表代行が、国会対策委員長には民主党の安住国会対策委員長代理が、それぞれ就任することも固まりました。
民主党と維新の党は、一連の人事を内定したうえで、27日東京都内で結党大会を開き、正式に「民進党」を発足させることにしています。