●新ビジュアル公開で主要キャラクターの姿が明らかに
2016年8月に公開が予定されている映画『君の名は。』の新ビジュアルと劇中カットが解禁。また、新海誠監督と、本作で主演を務める神木隆之介と上白石萌音のコメントもあわせて公開された。
本作は、『秒速5センチメートル』、『言の葉の庭』で知られる新海誠監督の最新作で、山深い田舎町に暮らす女子高校生・宮水三葉と、東京で暮らす男子高校生・立花瀧の恋と奇跡を描いた長編アニメーション作品となっている。キャラクターデザインは、『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』、『心が叫びたがってるんだ。』を手掛けた田中将賀氏が、作画監督は『千と千尋の神隠し』の安藤雅司氏が担当。今回公開されたポスタービジュアルは、2016年4月16日より、全国の映画館などで掲出が予定されている。
神木隆之介(立花瀧役)のコメント
僕自身、もともと新海誠監督の大ファン。監督の作品を何十回も観ていたので、声の出演が決まった時は信じられないくらい嬉しかったです。
瀧のビジュアルを見ることで、純粋に作品として本編が完成することが楽しみになりました。瀧は都会で生活するごくごく普通の高校生。ですが、その「普通」を表現する事が何よりも難しい。一つ一つのセリフの言い回しなどを細かく考えながら演じないと瀧になりきれないと改めて思いました。
上白石萌音(宮水三葉役)のコメント
三葉は複雑な家庭で育ったので、自分がしっかりしなきゃという覚悟を持っている反面、都会にあこがれている普通の女子高生な一面もあって、描写がすごくリアルだと思いました。
今回初めて瀧と三葉の顔を見ましたが、二人の表情がすごく豊かで、一日も早く三葉を演じたいと思いました。「君の名は。」で生きているキャラクターは本当に愛しい人たちで、これから自分がもっと(彼らを)愛して、この素敵な作品に少しでも貢献できればと思っております。
新海誠監督のコメント
「君の名は。」は現代の話なので、キャラクターも身近に感じてもらえるバランスを意識しています。二人とも取り立てて特殊な能力を持っているわけではなく、当たり前の強さを当たり前に持っている普通の子。そういう意味でリアリティのあるビジュアルを目指しました。キャストの神木さんと上白石さんには、普通の「優しさ、気立ての良さ、勇気」を若々しくフレッシュな声で吹き込んでほしいなと。あくまで自然に湧き出るものを、お二人なら表現してくださると思っています。田中将賀さん・安藤雅司さんの手により、顔の表情だけでなく、しぐさなども含め、アニメーションとして表情豊かに活き活きとした格好良さや可愛さが表現されていますので、ぜひご期待ください。
映画『君の名は。』
監督・脚本:新海誠
声の出演:神木隆之介、上白石萌音
キャラクターデザイン:田中将賀
作画監督:安藤雅司
制作:東宝 コミックス・ウェーブ・フィルム 他
制作プロダクション:コミックス・ウェーブ・フィルム
配給:東宝
公開日:2016年8月全国東宝系で公開
(C)2016「君の名は。」製作委員会