生殖能力と射精の適正頻度
一般的には射精は3日に1回が適性頻度と言われています。それは精子は3日間で満タンになるからだそうです。
本当に3日に1回が正しい頻度なのか考えてみましょう。
人間の生殖機能
健康な成人男性が1日に生産できる精子の数は5000万〜1億ぐらいと言われています。また、貯蓄できる量は約10億です。それに対し1回の射精で放出される精子の数は1億〜4億ぐらいです。
3日で精子が満タンになるというよりは、1回の射精で放出される精子を生産するためには3日を要する。こちらの方が分かりやすいと思います。
つまり連続で何回か抜いて精巣が空っぽになれば、満タンになるまでに約10日間を要する場合もあるわけです。
そして気になるのは「精子の貯蔵量が満タンになったとき新しい精子は作られるのか」です。答えはもちろん満タンであっても精子は作られ続けます。
古くなった精子は体内に吸収されるか、あるいは尿と一緒に排出されます。オナ禁してるから精子が腐るということはありません。
「過剰な精子を排出するために定期的に射精をしなければいけない」と指摘する方もいますが、これは間違いです。もし仮に腐るとしたら、「オナ禁の流行により精子が腐る男性が急増!」という記事があちこちで出てるはずです。
また、精子は完全体になるまでに70日間を要します。そのことから「70日間以上オナ禁をすべきだ!」という意見もあるかもしれませんがこれも間違いです。完全体の精子は次から次に作られるので、完全体になるまでの日数と頻度はあまり関係ありません。
3日に1回は適正頻度なのか?
それでは本題に戻ります。私が思う結論は、
3日に1回ならギリギリセーフ、3日に2回以上の頻度は良くない。こちらの表現の方がしっくりきます。
また、先に「健康な男性は」と書きましたが、男性ホルモンが低下すると生産できる精子の数は下がります。つまり、オナ禁によって生殖機能が衰える危険性があります。こちらについては別の記事でご説明します。
本当にオナ禁によって生殖機能が衰えるかどうかは分かりません。また、衰えたとしても若ければすぐ回復するかもしれません。しかし、私を含め、オナ禁をして精力が落ちたと感じてる方がたくさんいるのも事実です。
多くのオナ禁ファイターは筋トレなどでテストステロンを上昇させて生殖能力を正常に保つ努力をしていますが、それでも不安な方はリスクを最小限に抑えるオナ減に切り替えた方が良いかもしれません。
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