高速道120キロ時代へ
最高速度初の引き上げ、警察庁
2016/3/24 15:09
警察庁は24日、新東名など高規格の高速道の一部で一定の条件が整えば、最高速度について現行の100キロから120キロへの引き上げを容認すると決めた。日本で最初の高速道、名神高速が開通した1963年以降、100キロだった高速道の最高速度引き上げは初めて。警察庁は交通規制基準の最高速度を変更、対象地域の地方の公安委員会が今後、基準に基づき独自に最高速度を定める。
東北自動車道の岩手県内と新東名の静岡県内の一部区間で、両県の公安委が最高速度を110キロに緩和した試行を開始することを検討。試行結果を踏まえ順次、速度を段階的に引き上げ、対象路線や区間も拡大する。