トルコ大統領 「史上最も大きなテロ攻撃の波だ」
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テロ事件が相次ぐトルコでは、過激派組織IS=イスラミックステートやクルド系の過激派組織による新たなテロに厳重な警戒が続いており、エルドアン大統領は「史上最も大きなテロ攻撃の波だ」と強い危機感を示したうえで、テロ対策に全力を挙げると強調しました。
トルコでは今月13日に首都アンカラの繁華街で、クルド系の組織による爆弾テロが起き、少なくとも36人が死亡したのに続いて、19日にはイスタンブールで外国人観光客ら4人が死亡するテロ事件が起き、治安当局は過激派組織ISとつながりのある男による犯行とみて調べています。
治安当局によりますと、トルコで、この半年の間にテロで犠牲になった人は合わせて180人以上に上るということです。
エルドアン大統領は21日、イスタンブールで演説し、「トルコは史上最も大きく、残忍なテロ攻撃の波の1つと向き合っている」と述べて、危機感をあらわにしました。そのうえで、「軍や警察、諜報機関などあらゆる能力を結集し、テロ組織やその背後にいる者と戦いを続けている。短期間で成果が出ると信じている」と述べ、テロ対策に全力を挙げ、封じ込めると強調しました。
治安当局によりますと、トルコで、この半年の間にテロで犠牲になった人は合わせて180人以上に上るということです。
エルドアン大統領は21日、イスタンブールで演説し、「トルコは史上最も大きく、残忍なテロ攻撃の波の1つと向き合っている」と述べて、危機感をあらわにしました。そのうえで、「軍や警察、諜報機関などあらゆる能力を結集し、テロ組織やその背後にいる者と戦いを続けている。短期間で成果が出ると信じている」と述べ、テロ対策に全力を挙げ、封じ込めると強調しました。