映画『アーロと少年』を子どもたちと観にいったあと、恐竜好きの息子と図鑑を見ながらの恐竜トーク。
ややこしい名前、似たような見た目、だけどその特徴を見てみてると面白いもんですね。映画に登場する恐竜について、まとめてみました。
主人公はアパトサウルス
恐竜の夫婦の間に生まれた3つの卵。1つだけ、とりわけ大きな卵から主人公のアーロが登場します。
「大きな卵から大きな子どもが生まれる」と思っていたところ、以外にも小さなアーロだったというのが、物語のはじまりです。
長男はそのシーンを「アパトサウルスのお母さんがブラキオサウルスの卵を間違えて持ってきたのかと思ってた」と言いました。
ほーそんな風に見てたのか。そして、さらっとアーロがアパトサウルスであることを言い当てる、恐竜好きな小1男子。
ブラキオサウルスとの違い
息子が指摘する「ブラキオサウルス」ですが、アパトサウルスとよく似てます。どちらも巨大な草食恐竜ですね。
これがアパトサウルス▼
なんでアーロがこれだとわかるんだろう・・・不思議。
そしてこちらがブラキオサウルス▼
頭の上にコブのような突起がありますが、アパトサウルスとよく似ていますよね。大きさはあんまり変わらないけど、ブラキオサウルスのほうがやや大きいです。
実際には、ブラキオサウルスの卵の化石はまだ見つかっていないので、卵の大きさは比較できませんが。
サイかと思ったスティラコサウルス
森の中から現れた巨大なサイが、少年・スポットを気に入って欲しがります。
「あのサイってさー」と語る母に「サイ!?全然ちがう!いっぱいツノ生えとったやん」と息子のツッコミ。そうだった?
「トリケラトプスの仲間だと思うけどなにか分からない」というわけで、図鑑を開いてトリケラトプスの周辺を探してみました。
「あ!これかも!」と息子が指差したのは「スティラコサウルス」。なるほど、いっぱいツノが生えておりますね。
トリケラトプスの仲間ではなくて、セントロサウルスの仲間でした。はて?
最初の敵はプテロダクティルス
旅を続けるアーロとスポットを嵐が襲います。それが過ぎ去ると登場するのが、翼竜の4人組。イナズマドカンとその仲間達。
荒れ地で逃げ場を失った動物たちを捕食するため、探し回っています。
調べてみると、これは「プテロダクティルス」がモデルだそうですが、アニメとは全然違う気がしますね。
ニクトサウスルっぽい?
トサカを見ると「ニクトサウルス」のほうが近い感じ。息子はニクトサウルスは知らなかったようです。
「プテラノドンかと思ってたわ」と、翼竜といえば「プテラノドン」しか思い浮かばない母が言うと、息子は「ズンガリプテルスかと思った」と。
な、なんやのん。ズンガリって。
ズンガリプテルスって?
これがズンガリプテルス▼
クチバシが、ギュイーンと上を向いてるのが特徴ですね。頭の突起は小さいね。
ツノの形状違うんじゃない?
でもアーロと少年の画像を見ると、1匹だけツノが違いますよね。
これは違う種類なのかなーと疑問を投げかけると「あ!これおばさんみたいな声じゃなかった?メスなのかも」と息子。
素敵。当たってるのかどうか知らないけど、そういうヒラメキいいよね。楽し。
家畜を襲うラプトル
ティラノサウルスの家族にも出会います。さすがにティラノサウルスはお母さんでも分かるわ。
ティラノ親子の家畜である牛を狙うのは「ラプトル」です。
「〇〇ラプトル」って名前のつくものはいろいろあるんですが、アーロに出てるのは何かなぁ。
「ラプトル」の意味は「泥棒」。いわゆるハイエナのように、獲物を略奪する習性があります。なるほど、映画の中での役割にぴったり。
映画『ジュラシックワールド』で活躍するラプトルは、かわいかったけどね。
まとめ
恐竜図鑑を開いて、あーだこーだと息子と語らう時間の楽しいこと、楽しいこと。こうやって映画とリンクさせると、母にもよく分かりました。