こんにちは、いわたです。
普段は好きなブランドの路面店で服を買う僕ですが、昨日は約3年ぶりにセレクトショップチェーンで服を買いました。
そこで思ったことがひとつ。
僕は将来、あまり服にこだわらないお父さんになるのかもしれない。
セレクトショップチェーンで買い物をした
冒頭にもありましたが、昨日は有名なセレクトショップで買い物をしたんです。
隣町の高島屋に入っているフリークスストアです。
買ったものは無地のパーカーでした。
洋服が好きなこともあって、常に欲しいものリストは更新されていきます。
けれど就活真っ最中の僕は貯金を交通費にまわすべきで、あまり高い服は買えません。
なので1万円以内で買えるパーカーを探していたのがセレクトショップに足を運んだきっかけでした。
ワンランク下げてみても違和感がなかった
普段はTシャツで1万円、パーカーを買うとなれば3万円近い値段のするお店で買い物をすることの多い僕。
黄金ルートは新宿伊勢丹メンズ館からの恵比寿や代官山周辺。
変な話、割と値段の高い服を買うことの多い僕からすればセレクトショップのオリジナルアイテムは質とシルエットをワンランク下げたイメージです。
値段が高い=良質という訳ではありませんが、値段の高い服にはそれだけ良質な生地が使われていたり、シルエットも秀逸な場合が多いです。
それでも今回セレクトショップのアイテムを買ったときにはあまり違和感を感じませんでした。
むしろ感じたのは「この値段でパーカーが買えるなんて」といった喜びに近いものでした。
高い服のどこにこだわっていたんだろうか
今回は1万円以内で買えるパーカーを探していましたが、そうなれば普段買い物へ行くようなお店には売っていないので、質やシルエット等で妥協をしなければなりません。
ユナイテッドアローズ、ナノユニバース、アダムエロペ、ビームス…
高島屋に入っているセレクトショップのオリジナルアイテムを複数見比べてしっくりくるものを探しました。
結果としてフリークスストアでパーカーを買ったのですが、このパーカーとハイブランドのパーカーを比べてどこを妥協したから安く買えたのかと聞かれると…あれ、どこだっけ。
僕が今まで高い服のどこにこだわっていたのかがわからなくなってきます。
自分の中にある合格点が買い物の判断基準になる
久しぶりにセレクトショップで買い物をして感じたのが、僕は買い物をするとき自分の中で服に対する合格点を持って買う買わないの判断をしていたということでした。
基本的に「このブランドのこの服が欲しい!」と思うものに関しては柄のデザインやシルエット、質の良さに惹かれて買うことがほとんどです。
しかしそうではなく、頭の中で「大体こんな服が欲しい」とざっくりしたイメージをもとに買い物をするときには自分が持っている、服に対する合格点をクリアすることが買うための条件になっている。
つまり僕は買い物をする=新宿や恵比寿、代官山と決めていたのでその辺りで高い服を買っていましたが、その前に隣町へ行けばもっと安く合格点を満たした服を買えるんじゃないか、なんて思えてきました。
妥協を増やしていくとユニクロにたどり着く
引用:
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A6%E3%83%8B%E3%82%AF%E3%83%AD
セレクトショップで買い物をして最も考えたことはまさにこれで、妥協を増やしていくとその結果として全身ユニクロファッションにたどり着くのではないかと思いました。
「この値段でこれだけの服が買えれば十分だろう」この合格点をどんどん下げていった結果として最後に待っているのが質もコスパも良いユニクロ。
ハイブランドとユニクロで最も違うのはシルエットなので、最終的にはそこにも妥協しなければなりませんが、「この価格でこの質なら」と目をつぶる。
そうなると「そもそも服に何万円も使うなんて」といった考えも加わって尚更。
合格点をどんどん下げていった結果として判断基準も下がっていき、全身ユニクロでも構わないと思うようになるんだろう。
この記事のまとめ
ユニクロ=ダサいと思ってこの記事を書いた訳ではありません。
僕もユニクロへはよく行くし買い物もします。
けれど過去に服が好きだった人が「今はユニクロしか着てません」と言う理由がすごくわかったし、僕自身も将来はそうなるだろうなと思いました。
大人になればなるほど、結婚したり子供ができたりで、自分の服にお金を掛ける余裕なんてなくなってくるのもあると思います。
それに未婚のうちは異性にモテたいって気持ちはあるけれど、結婚したらきっとそうは思わなくなるっていうのもありそう。
結婚願望も子供欲しさもない僕ですが、数十年後にそうなったときにお洒落なお父さんでいてあげたいけど、そうはいられないジレンマ。
きっと僕のお父さんもそうやって全身ユニクロになったんだろうな。
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