フランスで大規模なテロ対策訓練
去年11月にパリで起きた同時テロ事件以来、警戒が続いているフランスで、テロリストが、有害な化学物質を放出する爆発物を爆発させたという想定の訓練が行われ、警察や消防などおよそ2000人が参加しました。
この訓練は、ことし6月に開幕し、フランス各地で試合が行われるサッカーのヨーロッパ選手権に向けたテロ対策を強化しようと、フランスの当局が南部のニームで行ったものです。
訓練は、大勢のサポーターでにぎわうパブリックビューイングの会場で、テロリストが有害な化学物質を放出する爆発物を爆発させたという想定で行われ、警察や消防などおよそ2000人が参加しました。
参加者は、ガスマスクや防護服などを身につけたうえで、パニックに陥ったサポーターたちを現場から避難させたり、服や肌に化学物質が付着したけが人を手当てして搬送したりするなどの手順を確認していました。
フランス政府は、去年11月、パリで同時テロ事件が起きたことを受けて、全土に非常事態宣言を出してテロへの警戒を続けていて、サッカーのヨーロッパ選手権では期間中の安全確保が課題となっています。
フランスの当局は今後も各地で訓練を重ねてテロ対策を万全にしたいとしていて、訓練の責任者は「テロの脅威に対処するため細心の注意を払っている。訓練では、特にそれぞれの機関の連携がうまくいくのかを確認したい」と話しています。
訓練は、大勢のサポーターでにぎわうパブリックビューイングの会場で、テロリストが有害な化学物質を放出する爆発物を爆発させたという想定で行われ、警察や消防などおよそ2000人が参加しました。
参加者は、ガスマスクや防護服などを身につけたうえで、パニックに陥ったサポーターたちを現場から避難させたり、服や肌に化学物質が付着したけが人を手当てして搬送したりするなどの手順を確認していました。
フランス政府は、去年11月、パリで同時テロ事件が起きたことを受けて、全土に非常事態宣言を出してテロへの警戒を続けていて、サッカーのヨーロッパ選手権では期間中の安全確保が課題となっています。
フランスの当局は今後も各地で訓練を重ねてテロ対策を万全にしたいとしていて、訓練の責任者は「テロの脅威に対処するため細心の注意を払っている。訓練では、特にそれぞれの機関の連携がうまくいくのかを確認したい」と話しています。