国内4例目のジカ熱感染を確認 冷静な対応呼びかけ
中南米に滞在歴があり発疹などの症状を訴えていた愛知県の女性が、ジカ熱に感染していることが確認されました。中南米を中心に流行が広がった去年以降、国内で患者が確認されたのは4例目で、厚生労働省は現段階では国内で感染が拡大するリスクは極めて低いとして冷静に対応するよう呼びかけています。
ジカ熱への感染が確認されたのは愛知県に住む40代の女性で、発疹や関節の痛みなどの症状を訴えて、23日、県内の医療機関を受診しました。
厚生労働省によりますと、女性は今月中旬まで2週間程度中南米に滞在していて、24日、国立感染症研究所で女性の尿などを調べたところ、感染が確認されたということです。
中南米を中心に流行が広がった去年5月以降、国内で患者が確認されたのは、4例目です。
ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、発熱や頭痛、発疹などの症状が1週間ほど続きます。女性は現地で蚊に刺されたと話していて、症状は回復しているということです。
厚生労働省は「現在、国内は蚊の活動期ではないため感染が拡大するリスクは極めて低く、冷静に対応してほしい」としたうえで、「妊婦は流行地域への渡航を控えるとともに、性交渉による感染リスクも指摘されているので流行地域から帰国した男性で妊娠中のパートナーがいる場合はコンドームを使用してほしい」と呼びかけています。
厚生労働省によりますと、女性は今月中旬まで2週間程度中南米に滞在していて、24日、国立感染症研究所で女性の尿などを調べたところ、感染が確認されたということです。
中南米を中心に流行が広がった去年5月以降、国内で患者が確認されたのは、4例目です。
ジカ熱は蚊が媒介する感染症で、発熱や頭痛、発疹などの症状が1週間ほど続きます。女性は現地で蚊に刺されたと話していて、症状は回復しているということです。
厚生労働省は「現在、国内は蚊の活動期ではないため感染が拡大するリスクは極めて低く、冷静に対応してほしい」としたうえで、「妊婦は流行地域への渡航を控えるとともに、性交渉による感染リスクも指摘されているので流行地域から帰国した男性で妊娠中のパートナーがいる場合はコンドームを使用してほしい」と呼びかけています。