2シーズンぶりの調査捕鯨船団が帰港 下関
政府の新たな計画に基づいて捕獲するクジラの数を減らした南極海の調査捕鯨船の船団が24日、山口県の下関港に戻りました。国際司法裁判所の判決を受けて昨シーズンは捕獲をしていなかったため、クジラを積んで戻るのは2シーズンぶりです。
山口県の下関港には24日午前7時すぎ、船員の家族などが見守るなか、3隻の調査捕鯨船が接岸しました。
このあとの式典で、調査捕鯨船団の松岡耕二調査団長が「今シーズンは反捕鯨団体の妨害はなく、無事、戻って来ることができた」と述べました。
南極海の調査捕鯨を巡っては、おととし、国際司法裁判所が科学的な目的に沿っていないなどとして調査の中止を命じる判決を出したのを受け、昨シーズンはクジラを捕獲しない異例の調査となりました。
今シーズンは調査の対象を、将来、商業捕鯨を目指しているクロミンククジラに絞ったうえで、捕獲する数をこれまでの3分の1に当たる333頭まで減らすなどとした政府の新たな計画に基づいて南極海で初めて活動し、計画どおり333頭を捕獲したということです。
クジラを積んで船が戻るのは2シーズンぶりで、出迎えた女性は「今回は妨害活動がないということだったので安心していました。元気な姿を見てほっとしています」と話していました。
このあとの式典で、調査捕鯨船団の松岡耕二調査団長が「今シーズンは反捕鯨団体の妨害はなく、無事、戻って来ることができた」と述べました。
南極海の調査捕鯨を巡っては、おととし、国際司法裁判所が科学的な目的に沿っていないなどとして調査の中止を命じる判決を出したのを受け、昨シーズンはクジラを捕獲しない異例の調査となりました。
今シーズンは調査の対象を、将来、商業捕鯨を目指しているクロミンククジラに絞ったうえで、捕獲する数をこれまでの3分の1に当たる333頭まで減らすなどとした政府の新たな計画に基づいて南極海で初めて活動し、計画どおり333頭を捕獲したということです。
クジラを積んで船が戻るのは2シーズンぶりで、出迎えた女性は「今回は妨害活動がないということだったので安心していました。元気な姿を見てほっとしています」と話していました。