ガソリン小売り価格 2週連続値上がり

ガソリン小売り価格 2週連続値上がり
今週のレギュラーガソリン1リットル当たりの小売価格は全国平均で112.9円と、このところ原油価格が持ち直していることを受けて、先週よりも0.8円値上がりしました。
資源エネルギー庁から調査を委託されている石油情報センターによりますと、22日時点のレギュラーガソリンの1リットル当たりの小売価格は全国平均で112.9円でした。これは先週より0.8円高く、2週連続の値上がりです。
小売価格の値上がりは、原油の供給過剰な状態が和らぐという見方から、このところ原油価格が持ち直していることを受けて、石油元売り各社がガソリンの卸売価格を引き上げたためです。
一方、灯油の店頭価格は先週と変わらず、1リットル当たりの全国平均は61円、18リットル当たりでは1098円でした。
今後の見通しについて石油情報センターは「産油国の間で増産凍結の協議がまとまるまでは原油価格は一進一退の動きが続くとみられ、ガソリン価格はその動向に左右される状況が続きそうだ」としています。