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クルーグマン教授も消費税引き上げ、先送り進言 アベノミクスに注文も

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PAUL ROBIN KRUGMAN
国際金融経済分析会合で発言する経済学者のクルーグマン教授。右は黒田東彦日銀総裁=22日午後6時59分、首相官邸、仙波理撮影 | 朝日新聞社
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クルーグマン教授も消費増税先送り進言 安倍首相に対し

安倍晋三首相は22日、3回目の国際金融経済分析会合を開き、ノーベル経済学賞受賞者のポール・クルーグマン米ニューヨーク市立大教授と世界経済の情勢について意見を交わした。教授はかつて首相に消費増税の延期を進言したことで知られ、この日も2017年4月に予定する消費税率10%への引き上げの先送りを進言した。

クルーグマン氏は会合後、記者団に「日本はデフレを脱するための、大気圏を脱するロケットのようなスピードには行っていない。消費税の税率アップは、いまやるべきではない」と語った。そのうえで「(会合で)財政刺激をもっとすべきだと提案した。(アベノミクスの)3本の矢は金融政策に重きが置かれすぎた」と指摘した。
(朝日新聞デジタル 2016年3月22日22時51分)

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(朝日新聞社提供) 

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