FONルータのFON2405EをWi-Fiアクセスポイントとして使うために色々とやってみました。
FONルータというのはちょっと特殊で、MyPlaceという暗号化された(パスワードが必要な)経路と、FON_FREE_INTERNETという公開無線LANの経路の二つを持ちます。
自宅内でWi-Fiアクセスポイント(Wi-Fiブリッジ)としての使用のみが目的ですので、どうにかFON_FREE_INTERNET側は使用不可能にしておきたいところです。
その方法はFON側としては余り好ましくない使用法ですので、やはり公式サイトからは見つかりませんでした。
Google先生にお願いして、先人の知恵を参照することに。
注意点としては、FONルーターをルーターとして利用するとFONスポットが有効になり、アクセスポイントとして利用するとFONスポットが無効になります。ということなので、ルータ機能に必要なWAN側は何も挿さず、LAN側を現在使用しているルータやハブにケーブルで接続します。
○FONルーター(FON2405E/La fonera SIMPLE)をアクセスポイント(ブリッジ接続)として利用する方法 | EELS BROS
ルータ機能を殺すため、現在使用しているルータと同じネットワーク空間に置かなければインターネットへの接続は不可能です。
FONの初期設定ではルーターのIPアドレスが"192.168.10.0"になっています。
電源を入れたら無線LANの電波自体は飛ぶはずですので、一度スマートフォン等から接続し、ブラウザ等で"http://192.168.10.0"を開き、設定画面から設定します。
初期パスワードは"admin"に設定されています。ログインしたら、上のメニューから「ネットワーク設定」を開き、「IP」をルータと同じ空間に(ルータが"192.168.0.1"なら、適当に"198.168.0.20"とかで)、「DHCP」を"Off"に設定し完了ボタンを押します。
"成功"と表示されたら成功です。電源を抜き差しして再起動したら設定が適用されます。
すると、ルータと接続しているPCのブラウザから新しく設定したIP(http://198.168.0.20)を開くことが出来るようになります。
こんな感じであれば成功です。
オフラインと表示されていますが、普通に接続可能です。恐らくWAN側の通信を見ているのでしょう。
適当なスマートフォンやPSP等からWi-Fiで接続してみましょう。
無線の接続に必要なキー(パスワード)は本体裏面に"WPA key(ASCII):xxxxxxxxxx"と記載されています(xxxxxxxxxxがキー)。
これで快適なWi-Fiライフを楽しむことが出来るはずです。
※本体をリセットするとSSIDが"MyPlace_XXXXXX"に変更されますが、すると何故か接続が出来なくなることが多々あります。メニューの「WiFi」からSSIDを"MyPlace"に変更すると直る・・・はず。
ところでこのFON2405E、2年前にSoftbankから貰ったWi-Fi付ルーターですが、使い道が思い浮かば放ったらかしにしていました。
今まではモデムの置いてある部屋から無線LANの電波を飛ばしていたのですが、電波強度を確保するために自室内でこれを使えばいいじゃないかと思い立った次第です。
FONの特性上発信する電波もなかなか強いので、こういった使い方をするには十分なWi-Fiアクセスポイントですね。
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